古谷実 2012年・講談社漫画文庫版 全2巻
ついこないだ買って、年明けてから読んだマンガなんだけど。
江口寿史が「ちくしょう。どいつもこいつも面白いなぁ。才能あるよ、皆。特に、古谷実は今まであんまりちゃんと読んでなかったのだが、すごく面白くてビックリした。『グリーンヒル』、傑作である。他の作品も今度読んでみることにしよう。」(『江口寿史の正直日記』204ページ)なんて称えてるから、前から気になってた。
そしたら、いつのまにか文庫になってたんで、ようやく読んでみたわけだ。
まだ一度しか読んでなくて、さっきサラーっと眺め返しただけだけど。まあ、何度も読み返してノメりこむようなマンガぢゃあないけどね、私にとっては。
連載は1999年から2000年にかけてのヤングマガジンだそうで。
タイトルのグリーンヒルってのは、バイクチームの名前。
なんか毎日をウダウダとしてた学生が、かわいい女の子を見かけて、その子がバイク乗りだったがために、自分もバイクに乗ろう、免許を取ろう=そっからかよ?、と思い立つとこから始まる。
そのあと、誰が主人公だかよくわかんないような展開になってくんだけど。
基本的には、ようわからん感じのギャグマンガなんだが。
ところどころに、
「誰かが言っていた…人間は 生きながらにして 腐るという…」とか、
「今の僕は 僕じゃない 言わば 仮の姿」とか、
「オレが思うに人類最大にして最強の敵は “めんどくさい”だ」とか、
このままぢゃ今のままぢゃいけないんだけど流されてっちゃいそう・そのほうがラクだからそれでもいっか、みたいなものとの葛藤が浮かび上がってくるんで、油断できない感じがするんだよねえー。
ついこないだ買って、年明けてから読んだマンガなんだけど。
江口寿史が「ちくしょう。どいつもこいつも面白いなぁ。才能あるよ、皆。特に、古谷実は今まであんまりちゃんと読んでなかったのだが、すごく面白くてビックリした。『グリーンヒル』、傑作である。他の作品も今度読んでみることにしよう。」(『江口寿史の正直日記』204ページ)なんて称えてるから、前から気になってた。
そしたら、いつのまにか文庫になってたんで、ようやく読んでみたわけだ。
まだ一度しか読んでなくて、さっきサラーっと眺め返しただけだけど。まあ、何度も読み返してノメりこむようなマンガぢゃあないけどね、私にとっては。
連載は1999年から2000年にかけてのヤングマガジンだそうで。
タイトルのグリーンヒルってのは、バイクチームの名前。
なんか毎日をウダウダとしてた学生が、かわいい女の子を見かけて、その子がバイク乗りだったがために、自分もバイクに乗ろう、免許を取ろう=そっからかよ?、と思い立つとこから始まる。
そのあと、誰が主人公だかよくわかんないような展開になってくんだけど。
基本的には、ようわからん感じのギャグマンガなんだが。
ところどころに、
「誰かが言っていた…人間は 生きながらにして 腐るという…」とか、
「今の僕は 僕じゃない 言わば 仮の姿」とか、
「オレが思うに人類最大にして最強の敵は “めんどくさい”だ」とか、
このままぢゃ今のままぢゃいけないんだけど流されてっちゃいそう・そのほうがラクだからそれでもいっか、みたいなものとの葛藤が浮かび上がってくるんで、油断できない感じがするんだよねえー。
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