泉谷しげる 1989年 ビクター
泉谷のアルバム、作られた時期は、こないだLP引っ張り出してきた「吠えるバラッド」の次に当たるかな、たしか。
泉谷の名前になってるけど、当然「LOSER」と一緒のプロデュース作品。
全般的にスピード感あって、ハードな感じ、とてもいい。
LOSERのメンツの腕が確かなこともあるけど、日本のロックのなかでも秀逸だと私は思う。
バックの音もいいんだけど、泉谷のボーカルが野太いのが異彩を放つ要因ぢゃないかというのが私の見方。
(日本のハードロックって、なんか声高いでしょ? 泉谷もけしてキー低くはないんだけど、キンキンさせないで吠えるから。)
どの曲もよくて、聴き始めるとアッという間にラストまで駆け抜けちゃう感じ。
なかでも、私の好きなのは、ラストの3曲かなぁ。
「青のスナイパー」はイントロの入りからゾクゾクするんだけど、エンディングのギターが奏でるメロディーラインがまたいいんだ、これが。ずーっと聴いていたくなる音だ。
もちろん、その裏でドカドカ正確無比に刻まれてるドラムの音も、何にも代えがたい頼りになる感じでいいんだけど。
「新世紀」もギターがかっこいいな、やっぱ。
「永遠の壁」は、スローなバラードなんだけど、謎のような歌詞と泉谷の歌唱があってて、せまりくるものがあるなぁ。
永遠の壁など どこにも無いのに とめどない願いと 諦めぬ孤独の声が叫ぶ
なんてとこがね。
(どーでもいーけど、この曲を聴くと私はいつも『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の“街の壁”を想起する。)
アルバムタイトル「90'sバラッド」ってのは、かつての泉谷の傑作に「'80sのバラッド」ってのがあるんで、それに対応してる。10年に一度は創り出される一つの到達点のようなものか。
1.愛なき世界
2.ハレルヤ
3.敗者復活
4.リアル1/2
5.野バラ
6.ハードレイン
7.最後の女
8.ラグタイム~水の泡~
9.青のスナイパー
10.新世紀
11.永遠の壁
泉谷のアルバム、作られた時期は、こないだLP引っ張り出してきた「吠えるバラッド」の次に当たるかな、たしか。
泉谷の名前になってるけど、当然「LOSER」と一緒のプロデュース作品。
全般的にスピード感あって、ハードな感じ、とてもいい。
LOSERのメンツの腕が確かなこともあるけど、日本のロックのなかでも秀逸だと私は思う。
バックの音もいいんだけど、泉谷のボーカルが野太いのが異彩を放つ要因ぢゃないかというのが私の見方。
(日本のハードロックって、なんか声高いでしょ? 泉谷もけしてキー低くはないんだけど、キンキンさせないで吠えるから。)
どの曲もよくて、聴き始めるとアッという間にラストまで駆け抜けちゃう感じ。
なかでも、私の好きなのは、ラストの3曲かなぁ。
「青のスナイパー」はイントロの入りからゾクゾクするんだけど、エンディングのギターが奏でるメロディーラインがまたいいんだ、これが。ずーっと聴いていたくなる音だ。
もちろん、その裏でドカドカ正確無比に刻まれてるドラムの音も、何にも代えがたい頼りになる感じでいいんだけど。
「新世紀」もギターがかっこいいな、やっぱ。
「永遠の壁」は、スローなバラードなんだけど、謎のような歌詞と泉谷の歌唱があってて、せまりくるものがあるなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
(どーでもいーけど、この曲を聴くと私はいつも『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の“街の壁”を想起する。)
アルバムタイトル「90'sバラッド」ってのは、かつての泉谷の傑作に「'80sのバラッド」ってのがあるんで、それに対応してる。10年に一度は創り出される一つの到達点のようなものか。
1.愛なき世界
2.ハレルヤ
3.敗者復活
4.リアル1/2
5.野バラ
6.ハードレイン
7.最後の女
8.ラグタイム~水の泡~
9.青のスナイパー
10.新世紀
11.永遠の壁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/db/add199c0ab8e850cc4d79ae1de83f64a.jpg)