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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

PLEASE

2013-05-01 21:59:43 | 忌野清志郎
RCサクセション オリジナルは1980年キティレコード 私の今持ってるのは1990年のCD
さあ、でっかい音でRCでも聴くかな。
これは、イイ曲(代表的ともいえる曲?)いっぱい入った、中期(?誰が決めたわけでもないが)のサクセションのらしさ一杯の名盤である。
“バリバリの大ヒットナンバー”「トランジスタ・ラジオ」はメジャーだからいいとして、「いい事ばかりはありゃしない」とか「たとえばこんなラブ・ソング」とか渋いとこが(ライブでやられると聞き入っちゃうとこが)入ってる。
それとねー、「Sweet Soul Music」! ただこれはライブのほうが断然いいけどね。ライブのほうが、ちょっとスピードが速くて、ガッタガッタいってる感がある。
あと、私の好きなのは、「モーニング・コールをよろしく」。RCを聴きはじめたころは、どうしてもドカドカいってるのが好きだったから、なんかかったるいなあなんて正直思ってたんだけど、これはいいよ。君の声で 目を覚ませば 一日が 恋の気分さとかあまり甘い声じゃだめさ 夢の続きに なるからなんてのが、切々とせまってくるのが、わかりはじめたのはトシいってからだねえ、私。
で、なんといっても、今日これ聴いてんのは、「あきれて物も言えない」をかけたかったから。
この曲をはじめて聴いたときは、ぶっ飛んだね。すげえパワフル、好きだとか嫌いだとかヘショヘショいってるだけぢゃなくて、音楽ってこんなことも歌えるんだ、って蒙を啓かされた曲だ。
どっかのヤマ師が オレが死んでるって 言ったってさ
よく言うぜ あの野郎 よく言うぜ
あきれて物も言えない
って、すごいよ、このうたは。
聞くところによると、これは廃盤の憂き目にあったか、「干された」状態にあった、不遇時代のキヨシローを指して、泉谷しげるが「あいつはもうだめだ、死んでる」って言ったことに抗議したとっからできた曲らしい。なので、ライブでは「ビ○コのヤマ師が~」って歌ってたって話もある。
ま、いずれにせよ、雷に打たれたようにRCを好きになった私を、さらにそのあとグイグイと引っ張りこんでった、そんなタイミングと心持ちで触れたんだよな、これには。

↑このアルバムのジャケット、好き。やっぱLPのサイズぢゃないと、この良さは実感できないような気がするけど。

↑いま思い出した、アルバムタイトルの意味は「Please, play it loud」だった。
コメント
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