G・ドゥルーズ+F・ガタリ 翻訳・編集=豊崎光一 昭和62年 朝日出版社 エピステーメー臨時増刊号覆刻版
こないだの現代思想のつづき。
この本は、たしか浅田彰が「逃走論」のなかで、“この本はすばらしい、何をおいてもこの本を読まなくてはならない”みたいに紹介してたと思う。
だから、読まなきゃいけないんだ!と私なんかはすぐ思い込んぢゃうんだが、当時すぐには手に入んなかったんだよね、たしか。
で、この変形な翻訳本は、昭和52年に発行されたらしいんだけど、そういうニューアカ・ブームみたいのを受けて、昭和62年に覆刻されたもの。
当然、私は「おお!ついに!」なんて感じで、すぐ買ったんだと思うよ、たぶん。
(今ぢゃ、本屋のどこにあるか、絶対気づかないだろうな、この手のもの。当時は大学の生協の書籍売り場でもグルッと回れば、めぼしいものは必ず目についたから。)
でもねえ、読んでみても、何書いてあるかわかんないんだよね、これ。
しかし、よく言われることだけど、
>リゾームになり根にはなるな、断じて種を植えるな! 蒔くな、突き刺せ! 一にも多数多様にもなるな、多数多様体であれ! 線を作れ、決して点は作るな! スピードは点を線に変容させる! 速くあれ、たとえその場を動かぬときでも!
なーんて言説のある哲学書、とても魅力的ではある。
持ってるだけでも偉いだろ、なんて開き直りたくなる一冊。
こないだの現代思想のつづき。
この本は、たしか浅田彰が「逃走論」のなかで、“この本はすばらしい、何をおいてもこの本を読まなくてはならない”みたいに紹介してたと思う。
だから、読まなきゃいけないんだ!と私なんかはすぐ思い込んぢゃうんだが、当時すぐには手に入んなかったんだよね、たしか。
で、この変形な翻訳本は、昭和52年に発行されたらしいんだけど、そういうニューアカ・ブームみたいのを受けて、昭和62年に覆刻されたもの。
当然、私は「おお!ついに!」なんて感じで、すぐ買ったんだと思うよ、たぶん。
(今ぢゃ、本屋のどこにあるか、絶対気づかないだろうな、この手のもの。当時は大学の生協の書籍売り場でもグルッと回れば、めぼしいものは必ず目についたから。)
でもねえ、読んでみても、何書いてあるかわかんないんだよね、これ。
しかし、よく言われることだけど、
>リゾームになり根にはなるな、断じて種を植えるな! 蒔くな、突き刺せ! 一にも多数多様にもなるな、多数多様体であれ! 線を作れ、決して点は作るな! スピードは点を線に変容させる! 速くあれ、たとえその場を動かぬときでも!
なーんて言説のある哲学書、とても魅力的ではある。
持ってるだけでも偉いだろ、なんて開き直りたくなる一冊。
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