北尾トロ 平成28年10月 角川文庫版
先月、出張先で読む本が足りなくなって、フラッと書店で買った、新しい文庫。
著者の書いたものは「怪しいお仕事!」とか数点読んだことがあるんだけど、猟師とはいったい何事が起きたんでしょう、って興味もった。
なんでも2012年に長野の松本に引っ越したことから始まったようだが。
引っ越してもライターの仕事は続いていて、ひとから「猟師の取材でもしてみたら」と言われたのは断わったが、ふと自分でやってみればいいのかもと思い立って実行に移した。
狩猟免許の取得、銃の所持・購入といった準備編から、実際に主にトリを撃ちにいくときのことまで、細部にわたって書かれてる。
これなら自分にもできそうだと思わせるとこがいいやね。
実際には、すげえ困難なことなんだけど。
良き先輩にめぐりあえて、親切な指導を受けないと、なかなか進んでいけないだろうなって感じを受ける。
だから、現実には、若い猟師が増えていかないんであって。
んで、本書にも「ぼくが空気銃を使うことにしたのは、この作品の影響が大きい」と紹介されてる『山賊ダイアリー』が、第一部っていうのかな、とりあえず一応の完結をみたみたい。
私もこのマンガはおもしろいので、7巻まで出るたびに買って読んだ。
マンガで、しかも画がいわゆる劇画調とかのシリアスなタッチぢゃないんで、ついスラスラっと読んでっちゃうけど、このひとの、狩猟に関する才能っていうか、サバイバル能力って、すごい高いって。
7巻にも、罠にかかったイノシシに、槍でトドメをさすシーンとかあるんだけど、いや、ふつうできないって、槍でトドメさすの。
生きもの殺すことについて、考えさせられる描写はこれまでもあったけど、最後んとこにも、やっぱそういうのが出てくる、カラスを撃ったあとに、べつのカラスと対峙するとこ。
この作品にも、高齢になった猟師が引退してくとこあったりして、今後どうなってくんだろう猟師って、って考えさせられるとこある。
先月、出張先で読む本が足りなくなって、フラッと書店で買った、新しい文庫。
著者の書いたものは「怪しいお仕事!」とか数点読んだことがあるんだけど、猟師とはいったい何事が起きたんでしょう、って興味もった。
なんでも2012年に長野の松本に引っ越したことから始まったようだが。
引っ越してもライターの仕事は続いていて、ひとから「猟師の取材でもしてみたら」と言われたのは断わったが、ふと自分でやってみればいいのかもと思い立って実行に移した。
狩猟免許の取得、銃の所持・購入といった準備編から、実際に主にトリを撃ちにいくときのことまで、細部にわたって書かれてる。
これなら自分にもできそうだと思わせるとこがいいやね。
実際には、すげえ困難なことなんだけど。
良き先輩にめぐりあえて、親切な指導を受けないと、なかなか進んでいけないだろうなって感じを受ける。
だから、現実には、若い猟師が増えていかないんであって。
んで、本書にも「ぼくが空気銃を使うことにしたのは、この作品の影響が大きい」と紹介されてる『山賊ダイアリー』が、第一部っていうのかな、とりあえず一応の完結をみたみたい。
私もこのマンガはおもしろいので、7巻まで出るたびに買って読んだ。
マンガで、しかも画がいわゆる劇画調とかのシリアスなタッチぢゃないんで、ついスラスラっと読んでっちゃうけど、このひとの、狩猟に関する才能っていうか、サバイバル能力って、すごい高いって。
7巻にも、罠にかかったイノシシに、槍でトドメをさすシーンとかあるんだけど、いや、ふつうできないって、槍でトドメさすの。
生きもの殺すことについて、考えさせられる描写はこれまでもあったけど、最後んとこにも、やっぱそういうのが出てくる、カラスを撃ったあとに、べつのカラスと対峙するとこ。
この作品にも、高齢になった猟師が引退してくとこあったりして、今後どうなってくんだろう猟師って、って考えさせられるとこある。