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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

家元の死を悼む

2011-11-23 22:18:16 | Weblog
立川談志家元が、亡くなってしまった。
残念。
この国の宝を失った。
(この数年、覚悟はしてたんだけどね。)

むかしは、落語うまいけど、ちょっと変わった人だな、くらいに思ってたんだけど。
家元の名言の数々の、意味がわかるようになったのは、最近のこと。
残念。残された音源を聴いて、在りし日を偲ぼう。
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久々、コンキスター(寒くなる前に)

2011-11-22 17:19:33 | 馬が好き
ほかに趣味もないので、二日連続で、乗馬に行く。
朝(夜明け前)けっこう寒かったみたいだけど(水戸で初氷って言ってたかな)、先週雪の便りが届いた古巣札幌にくらべたら、なんでもない。
9時ころには穏やかな感じ。要は体感温度なんで、北風でも強く吹かないかぎり、美浦の寒さなんてたかが知れている。
さて、本日はコンキスター。実にひさしぶりだが、ちょうどよかった、もうちょっと寒くなると、ブキーッとか鳴いて激走してくれるんで、敬遠したいところ。

(↑ 暑くても寒くても、ここで一回止まる=出社拒否…)
毛が長いなー、クマみたいだ、とか言いつつ馬装。よく使われるフレーズだけど、野生のクマを見たことは、ないよ。

さて、いつもの練習場は、なにやら作業してる。土曜の夜の雨で、砂流れちゃったからね、入れてくれてんだろう。きょうは小さい馬場で乗る。
どんな馬だか忘れちゃってんだけど、おととい少年団が乗ってんの見てたら、馬場の試合に出てたときの、颯爽とした姿はどっか忘れちゃってる感じだった。
ナメられちゃ大変なんで、常歩からグイグイいく。
いまいちだけど、速歩へ。軽速歩でクルクルと。

巻乗りするとき、かったるい感じなので、内側から圧してみる。何度かやってると、自分の脚の使いかた、左のほうが力が弱いというか、ヘタだということがわかる。
本来は、左のほうが利き足なんで、力つよいはずなんだけど。
(どーでもいーけど、利き足どっちかって議論すると、私はひとと意見が違うらしい。ボールを蹴るのの反対を、私は利き足って呼んでる。だって、そっちのほうが力が強いから。)
そしたら、軽速歩で地上横木通過。なんか真っ直ぐ入ってかないなー、スキあらば避けようとしてないか、コンキスター?
何度かやってるうちに、それでも前に出てきた感じはしてきた。んぢゃ、輪乗りで駈歩。
最初、左手前。コンキスターって、どっちかがパランとした走りだったような気がすんだけど、忘れちゃった、そんなこと。意識する必要もないし。
ありゃ、スイっと出ないよ。少年団には負けたくないので、力ワザで出す、最後ムチでポン!
あれれ?アタマ上げて、どーにも素直に走ってかないよ。鞍の上でゴチャゴチャやってると、速歩におちちゃう。
速歩から、ふたたび出そうとすると、スーパー速歩になっちゃうよ。違うって、ダラダラ馬のハラ圧迫しないで、ツメて、ポン!だってば、俺。
出しゃあ出るこたぁ出るけど、なんか駈歩つづかないよ。
先生に交代。乗ってる姿勢は見ててもすぐにはマネできないので、見るのは一点、手綱の長さ。あらら、短く持ってたつもりの私よりも、もうひとつ前だ。そうですか。

んぢゃ、再チャレンジ。手綱短く持って、詰めてポン。あんまり鞍の上からグリグリ背中圧すのは止す。
駈歩があやしくなったら、そこですかさず、脚。駈歩つづけてくれんのはいいんだけど、頭ブンブン振ると、口の泡が飛んでくるぢゃないか、コンキスター!?
手綱短く持ったはいいけど、馬から離れられてないよ。前傾の姿勢というより、重心まで前行ってる気がする。肩のうえに余計な重さかけられちゃって、走りづらいからコンキスターが迷惑そうだ、苦しがるようにクビを上げ下げする。
そしたら、今度は尻っパネかい!? 危ねー、危ねー、いまのは落ちそうだったぞ。絶対、落ちてやんねーんだ、そーゆーことされたときは。

動くな、動くな、重心の一致。駈歩だそうとか、もっと動かそうとかってするときに、人間がカラダを揺するのはシロウト考え。馬動かそうとすればするほど、ジッとしなきゃいけない。わかっちゃいるけど、気があせると人間が先に動いちゃう。
では、障害やってみますか。30センチくらいの低空クロス。
速歩で向かってくと、あらら、直前で急にあやしくなった。踏み切りバーの前で止まりそう。ガンと押す。またいで、クロスの前で、また止まる。ここで、助走つけてこなきゃ、なんて引っ返すのはダメ。その場からでも跨げる高さだから、そのまま押す。足踏みしたら、おもいっきりケツムチくれてやる覚悟だったんだけど、コンキスターが観念してポンと飛ぶ。よしよし。
何度か繰り返し。まだあやしい、左右に逃げ場探してる感じがする。両の手綱で馬の口つかまえてるイメージで真っ正面を向かせる、人間の視線がいちばん大事だったりするんで、真っ直ぐ前見て、飛ばす。
イヤイヤやってるようだったコンキスターなんだけど、駈歩になったら、ヤル気だしたのか、妙に勢い出てきた。むしろ、勢い、出過ぎ。
フラットワークと同じように、前に出てるのを受けた駈歩で(障害に向けて仕掛けたりしないで)飛びたいんだけど、勢い良過ぎるから、引っ張ったまま飛んぢゃうよ。そうぢゃなくて、ハンゲンキャクだよ、イメージすべきは。
もう駈歩が出ないとかって状態ぢゃないんで、ガンガン繰り返し。
障害の反対っ側の蹄跡・長辺を走ってるときに、わざと脚つかって一度動かしてみる、オウよとばかり反応して前出る。それを隅角の手前で、詰める。詰めて、前にいく強さを保ったまま、回転。
障害に向いたところでは、もう引っ張ってないで、ニュートラルな感じがほしい。目指すのは“持ったまんま”の状態。
最初のうち、飛んだあと、速歩に落ちたりする。飛んだ拍子に、どっかでエンジンだかギアだかが切れちゃってる。つなげる、つなげる、飛んだ勢いで爆走するんぢゃなくて、こっちの指示で駈歩続ける。強く強く、それを受けて。
障害低いんで、あんまり随伴のまずさが問題になってこない。これでたぶん80センチ超えてくると、手・腕の動きが馬についてってないトラブルが出てくるんだろうけど。そのぶん、駈歩を一定のリズムで続けることのほうに、集中。
最後のほう、馬元気よすぎて苦労したけど、とりあえず終了。
でも、やってるうちに気になったんだけど、なんか、前傾姿勢が、ヘン。馬の肩の上に重くのしかかっちゃって、馬の走りのバランスをジャマしてる。
アブミの上に棒立ちになっちゃってるのが原因。そこから前にかがんでも、人間の上体とか頭の重さのぶん、ヘンなことになってる。
そうぢゃなくて、股関節から、前に曲げる。腰を入れる。腰を入れるっつーのは、重い物を地面から持ち上げるときの姿勢。
そして、肩は開く。腕を前に伸ばしちゃうんぢゃなくて、ヒジ身体につける。
よく分かんないんで、強引に、アブミ3穴、詰める。これで前と同じ乗り方したら、上体が前に倒れるのを支えきれない。尻をあげれば、アブミに体重かかって、踵イヤでも下がる。
それで駈歩してみる。一歩一歩、カカト踏み下げてく。ジタバタしようがないので、重心が動かずに、しかるべき場所に収まる。背中のお荷物が動かないので、コンキスターはラクそうに駈歩してくれる。
これだけだと、カン違いしそうなので、こんどアブミあげ。自分の脚をまっすぐ下におろせば、同じとこに収まるはず。(アブミなくても、爪先をちょっと上に、カカト下げること。)ちょっとグラグラ、コンキスターがまた頭振りはじめる。
なんだかなー、という感じで終了。

これで明日も乗れば、もうちょっとステップアップできそうな気がするんだけど、そう毎日乗馬だけしてるわけにもいかないので、また来週のココロだぁー。
(うまくなるには、やっぱ週5は乗んないとねー。よく考えたら、中学の野球部んときは、休みなんかなかったんだもん。短期間(っても2,3年?)に集中して、そのくらいしないと、運動は。)

※おまけ
今年のジョッキーベイビーズで3着だった、レインボー。

9月上旬から“代表に召集”されて、11月11日にようやく帰ってきた。
(好調だったら返してくれないんぢゃないかと心配してた。)
レースの模様は、パソコンで、こちらでも見てみてください。
(JRAホームページ)第3回ジョッキーベイビーズの結果http://jra.jp/news/201111/110610.html
(なんでブログに書かないんだって言われても、現地(東京競馬場)に行ってないものですから、私。)

ちなみにホワイトも、一緒に行って一緒に帰ってきた。
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キクジロウに乗る

2011-11-21 20:01:21 | 馬が好き
乗馬に行く。
土日のうちに見てたんだけど、月曜4度、火曜2度の最低気温の予報。さすがにウインドブレーカー(でも夏用)着てチャリンコこいでくんだけど、馬に乗ったら脱いぢゃって、シャツの腕はまくる。
今週(来週以降も)、どの馬に乗ろうか、きのう偵察に行っといた。
日曜日の少年団(小5~高校生)の練習を見てたら、比較的最近来たサラブレッド、エイワヴァージニアとかマルサライガーとかキクジロウに、子どもたちが普通に乗ってる
こりゃ私にも乗れるだろうし、乗ってみたほうがいいなと思って、でも、アレは難しそうだな、コレなら乗れるかもな、とか思いながら見てた。
(どーでもいーけど、ひとの乗ってるの見るのも、勉強になる。あー、そーだよなー、そこでこーしなきゃ、みたいに鞍上の苦労もしのばれつつ、気づくことも多い。NとかK(←馬のイニシャル)とかねー。)
んで、きょうは、「どれ乗ってもいいですよ」と言われたのを幸い、キクジロウを選んで、乗ってみる。

キクジロウは、今年6月にきた新馬。
父アドマイヤベガ・母マンダリンムーン・母の父ティンバーカントリー、2005年生まれ6歳、青鹿毛のサラブレッド。未勝利競走勝ったとき、私たまたま府中にいたけど、オーナー(陣内孝則さん)ハッピ着て記念写真撮ってたよね。
10歳未満のサラブレッドなんて人の乗るもんぢゃねえよ! とは私のモットーなんだけど。子どもが乗ってたの見たら、負けられないよねー。
でも、やっぱ、馬装しながらも、ドキドキさ。いつ何どきヘンなことするか分かんないもんねー(←若いサラブレッドに対する偏見)
でも、おとなしいぞ、この馬。どっちかっつーと、無口ぃーな感じ。

さあ、乗ってみて、常歩。うん、キョロキョロとかびくびくとか(←だから、若いサラブレッドに対する偏見だって)無いぞ。
推進して、ハミ受けてみろって、私なりにいろいろやりつつ、馬場に出て、常歩。
初めて乗った馬のときは、いつでも、小さい区画のほうに入って、様子をみる。
そしたら、よせばいいのに、おあつらえむきに、ラチに馬着がかけてあったりする。「見る」かなー?と思いつつ、近づけてみると、ビクともしない。なーんだ、見た目がおとなしいだけぢゃなくて、精神面も申し分ないんぢゃない?キクジロウ?
常歩で蹄跡をすすむ。斜めに手前を替えたりして、常歩で様子をうかがう。ほりゃ、セッセと歩け。べつにヘンなことする気配はない。(←だからぁ、偏見捨てろって、俺。)
速歩、スタート、軽速歩。いいよ、サクサク歩いてく。

乗ってて、馬の背中の上から、最初に気づいたのは、耳をピンと前に向けてサクサク進んでること。
いいね、いいね。初めて乗った馬で、耳クルクル回ってたり、ピターっと後ろに倒してたりすると、けっこう怖い。キクジロウは脚に従って、マジメに前に進んでく。
ときどき、速歩の、たぶん左トモ、コケッとヘンなステップ踏む、ガクッと私の身体が後ろに傾いて、馬と重心がズレる、うまく乗ってけない。たまたまかなーと思ってたけど、結局最後までそんな感じがあった、まあ気にしなきゃそれまでってレベルなんだけど。
軽速歩、ひんぱんに斜めに手前を替え、ときどき軽速歩のまま巻乗り。うーん、左手前のときのほうが、隅角(コーナー)で内に来る(ショートカットしてくる)感じ。馬のアタマというかクビというかが右向いて、逆に左肩から内に入ってくるよ。内側の脚で強く圧してみて、角っこの奥のほうまで押し込んでみる。
前出してハミうけてみよー、とか、いろいろやってみる。
長辺で歩度を伸ばしてみっか、ってグイってやると、たまらずって感じでタララって駈歩でちゃうよ。ちがう、ちがうって抑える。

輪乗りして、常歩して、ストップしたり、ゴーしたり。なんとなーく感じがつかめた気がしたら、ぢゃあ駈歩してみるか。
んー、どーしよっかーなーと思いつつ、右手前の輪乗りでスタート。
パランパラン、あれ?なんかヘン、下を見る、ありゃりゃ?手前が逆。速歩にして、再度スタート。あれ?また逆?
なんか、そんな気はしたんだよなー、と思いつつ、こっちねコッチ!と念じつつギュッと脚を使う。
今度は、出た。ああ、速歩も優しかったけど、駈歩もいいねー、基本的に木馬の揺れのよう、乗りやすいよ。
何周か輪乗りしたら、手前替えて駈歩やるよ。左はだいじょぶだろ、と思ってオモムロに発進したら、ありゃりゃ?また逆。いちど速歩にして、やり直し、あれ?また逆。
こうなると、馬ぢゃなくて人間に問題あるんだろうってとこに帰結するんだけど、あせらず騒がずグイっと出す、こんどはちゃんと出た。
気持ち左のほうがギコチないかなーって気もする。ここでグイーっと馬のアタマを内側に引っ張ってもしょーがないので、まずは真ん中に座って真っ直ぐ前を見る。そして徐々に内方姿勢、うん、いいぞぉ。
(でも、やっぱ、ときどきコケッとした。どっちだっけ?(←乗ってたときは明確に意識してたけど、あとで今こうして書いてると、右か左か忘れてるんだが)右手前の駈歩かな?左トモがときどきカクっとする。)

ひとしきり駈歩したら、また速歩で、回転、回転。やっぱ右手前でちょっと外に逃げる気がするし、左手前で内にくるような気がする。まっすぐまっすぐって唱えながら回る。
そしたら、また駈歩。今度は、輪乗りのなかで、前に出したり、グッと抑えたり、輪乗りを詰めたり、また開いたり。
輪乗りでコントロールできたと思ったら、蹄跡にだしてみるよ。あらら、長蹄跡での、真っ直ぐ進む感じが、心もとない。なんかイメージとしては、強鉄に乗ったときのことを思い出した
んぢゃ、また速歩にして、地上横木が4,5本置いてあるんで、通過してみる。
おっとっと、跨ぎかた、ぎこちねー、っていうか、ヘタ
ピョンピョン、ピョイって、覗き込んでヘンなステップ踏むよ。
おもしろいんで、何度か繰り返し。あんまり遠くに行かず、輪乗りのなかで通過するようにする。そしたら、だんだん慣れてくる。
障害練習したりするより、こうやって、馬と一緒に課題をクリアしてくの、すごい楽しい。
だいたいOK。思ったより、ビビったり言うこときかなっかたりしないで、乗りやすいぢゃないの、キクジロウ
どーでもいーけど、手綱伸ばして、クビをポンポンとして、休憩入れるたんびに、馬場の出口へ帰ろうとするのには困ったけど
だいじょぶそうなこと分かったんで、広いほうへ出て、少し速歩。歩度を詰めたり伸ばしたり。
上出来、上出来。こんどこそ、練習終了

手入れして、さあ終わりかなって思ってたら、やおら前ガキするよ。
ハラ減ったのかなと思って、リンゴやったら、パクパク食った。よしよし。
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今宵、あの頃のバーで

2011-11-19 22:12:47 | 読んだ本

先崎学 2011年10月 日本将棋連盟
おととい11月17日が「将棋の日」だったから、というわけではないが。
棋士・先崎八段のエッセイ集。
この本は将棋連盟から出てるけど、もともとは毎度おなじみの週刊文春連載のエッセイ「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から。
81編を再編集して収録ってなってるけど、81ってのは、たぶん、将棋盤の升目の数(九×九)にちなんでんぢゃないかと。
で、“浮いたり沈んだり”は、これで4冊目かな。全部もってるけど、今回もいろんな話があって、あいかわらず面白い。
今回は、NHKの講座やってた時期だったんで、関係するエピソードがあったり、「ボクシング将棋」(1ラウンド交互にボクシングと将棋で戦う)という企画を実際にやったりとか。
でも、なかでも、やっぱりおもしろいのは、変わったひとが多い(と自他共に認めてる)棋士の言動である。
一部だけ抜き書きしても、意味は伝わらないかもしれないけど、今回も、郷田九段が「将棋は情念のゲームだからなあ」とか、カッコいいことを言ってたりする。
※2021年10月2日追記
大きな章立ては以下のとおり。
第1章 摩訶不思議な棋士の脳
第2章 将棋まつりの悲劇
第3章 将棋はコワいねえ
第4章 ミステリーおたくの名推理
第5章 将棋を指す日常が揺れた三月十一日

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君にシャラララ~Down to Earth

2011-11-18 18:42:24 | CD・DVD・ビデオ
FLYING KIDS 1997年 ビクターエンタテインメント
なんか、急に、無性に『君にシャラララ』が聴きたくなって、ひっぱりだしてきたCD。
このうたは、好きなんだよね。かなり、好きだ。

止まらぬ涙見せてくれたね 最近じゃそんなことが少し 大切な出来事になったね
知りすぎた欲望の社会は みせかけのバランスをとりあい 内側で崩れかけてるまま
きれいごとじゃ物足りず ワルぶっても見透かされ 退廃の快楽がもてはやされるけど
愛してるって言葉だけじゃ伝えきれない 気持ち歌うよ 心感じて 君にシャラララ

1997年かぁ、関西から神奈川に帰ってきて、よくFヨコ聞くようになったころだ。
ラジオから流れてくるのを聞くたび、いいなあと思って、やがてCDを買うことになるんだけど。
この曲については、歌詞がいいとか、メロディーがいいとか、サビがいいとかぢゃなくて、トータルで好きなんだよな。声も歌い方も全部含めて。おおげさな言葉を使えば、その世界観が好きだと言ってもいい。

栗色に染めた髪いきなり短く切って僕驚かせる ほめてみたりケチつけてみたり
傍からみればとるにたらない 平凡な日常を並べた カレンダーがめくられてくけど
好き嫌いや趣味趣向 生まれも育ちも違う 二人の偶然の出会い運命に変えよう
愛してるって言葉だけじゃ伝えきれない 気持ち歌うよ 心感じて 君にシャラララ

フライング・キッズは、“イカ天”出身、初代グランドキング(5週勝ち抜き)なんだけど、私がイカ天を定期的に見始めたころには、もういなかった。
私にはよくありがちな、だいぶ後から、過去の作品を聴くようなことになったんだけど。
ストレートで、パワフルで、オリジナリティーあって、とても気持ちいいバンドだと思いました。
(んー、私には、ファンクというものに関する認識も知識も素養も何もなかったわけなんだけど。)
やっぱ、この曲がいちばん好きだなぁ。何遍でもリピートして聴きたくなる。

朝もやの中で小鳥達がペチャクチャおしゃべりする声とか 慌ただしい人の足音とか
太陽が沈むのをただ待ち続けてる海の潮騒とか 命ざわめく音を届ける
愛してるって言葉だけじゃ伝えきれない 気持ち歌うよ 心感じて 君にシャラララ
愛してるって言葉だけじゃ伝えきれない 気持ち歌うよ 心感じて 君にシャラララ
泣き叫びおもいっきりの笑顔 傷つけて痛いとこつかれて そんな風に過ごしていくのさ
許されて許すことおぼえて あきらめて いや あきらめない! 育ててく二人の関係
止まらぬ涙見せてくれたね 世の中はそんなことが少し 大切な出来事になったね
だからこそ この時だからこそ 悲しみを分けあえるからこそ 僕達は歌い続けるのさ
シャラララ…

もちろん、ほかの曲もいいです、このアルバム。退屈するところ、ナシ。
1.NEW ADVENTURE PART2
2.Love & Peanuts
3.君にシャラララ
4.この空、きっと晴れ
5.境界線
6.旅の途中で
7.Bridge
8.NEW ADVENTURE
9.暴走ワールドセールスマン
10.ある男のメロディー
11.気分上々~つながってゆく世界~
12.My Friends
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