many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

日本大通で祭り

2013-10-13 20:46:58 | 横浜散策
私にはめずらしく、日曜日が休みになった。
年末年始とかを抜きにして、日曜に正規の休みをもらったのは、おそらく8年ぶりである。
それはいいとして、どうしてこんなに暑いんだろうね。
きょうも昼間は外に出るのにTシャツ1枚で可能だった、10月だというのにおかしいよね。
うちの親は、ファッションとかオシャレについては何もうるさいことなかったんだけど、「秋になったり春になったりしたのに、いつまでも夏のカッコや冬のカッコのままでいるのは止せ」とだけは言ってたな、なんてことを思い出した。しゃーないやんか、10月だけど昨日なんか30度に届こうかって陽気なんだから。
さて、天気いいのにウチのなかに閉じ籠っててもしょうがないだろと思って、散歩にでも出ようかと思ったら、人が多いよ。
平日休みに慣れちゃうと、ほんと人の多さには、順応できない。

横浜の日本大通は、車両通行止めで、なんか人手がすごい。
昼過ぎに見たら、人垣ができてやんの。

なんか珍しいもんでも通るんかい、と背伸びして見るが何も見えない。
人混みでジッと待つほど気が長くない私だが、すこし場所を移動してみたら、わかりました。
みなさんのお目当ては、これ。

英国近衛軍楽隊パレード、だって。

ふーん。
きょうは「第38回中区民祭り『ハローよこはま2013』」って催しだそうです。
あんまり興味はそそられないなあ。
ちなみに、日本大通では、夏のあいだ、歩道んとこにライト点けたオブジェがあるんだけど、これは今日までに撤去されてました。

たまの日曜休みだと、ほんと人の多さにビックリする。
中華街なんか行っても、ホコテンぢゃない道路まで、人が道路にあふれてるしね。歩きにくいから、私も車道に出ちゃったりはするけど。やれやれ。
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夢の逃亡

2013-10-12 19:33:11 | 読んだ本
安部公房 昭和52年 新潮文庫版
もってるのは昭和59年の11刷。
発表されたのは、いずれも昭和23年から24年にかけてという、著者の初期の短編。
「壁―S.カルマ氏の犯罪」が昭和26年だから、それよりも前。
安部公房は「壁」から突如作風が変貌したらしいんだけど、これらはその前のもの。
だから、私の思うような「らしさ」はここでは見られない。
私が安部公房をおもしろいと思ったのは「壁」を読んだから。
ということで、ここに集められた短編は、あんまりおもしろいとは思わない。困ったもんだ。困ることはないんだけど。
「牧草」
「異端者の告発」
「名もなき夜のために」
「虚構」
「薄明の彷徨」
「夢の逃亡」
「唖むすめ」
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僕のエンジェルダスト

2013-10-10 22:45:44 | マンガ
桜沢エリカ 平成2年 秋田書店・少年チャンピオンコミックスエクストラ
収録作は、以下のとおり。
「僕のエンジェル・ダスト」
「プリティ・ベイビー」(第1~6話)
「みどりの憂うつ」
著者があとがきで、
>たまたま手に取ってしまって「なんだこりゃ」と思った大人の人たち、ごめんなさいね。
と書いていますが、どういうことかというと、掲載誌が「中1時代」と「中2時代」だったので、中学生が主人公の、中学生向けのお話だってことで。
まあ、たしかになんだこりゃという気がしないでもない。
むしろ、わかるぅ~これサイコーとか言ってるようぢゃ、どうかしてることになるでしょ、きっと。
中学の同級生だったコがひょんなことから芸能界入りしちゃって、遠い世界にいっちゃったと思ったんだが、まだまだ気持ちは変わってなかったとか、そーゆー話ですからね。
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ムーンパレス

2013-10-09 18:00:56 | 読んだ本
ポール・オースター/柴田元幸訳 1994年 新潮社
オースター1989年の作品。物語の時代は「人類がはじめて月を歩いた夏」で、1965年に主人公の青年は18歳でニューヨークに出てきた。
最後の身寄りだった伯父が亡くなり、残された本を読んでくそばから売って、その日の糧にあてる暮らしを続ける。
頭はたぶんいいんだけど、定職につこうとせず、カネもなくなり、住んでたとこから追い出されてホームレスになる。
このへんの序盤戦は、前の長編「最後の物たちの国で」に似てる気がする。はっきり言って気分が滅入ってくる。
で、いろいろあって、どうにか立ち直り、盲目の車椅子老人の家に住み込みで雇われることになる。
この老人が、金持ちらしく、若いころは画家だったというんだけど、どうも得体が知れない。怒りっぽくて、なんかっていうと相手を罵倒しまくる。
その彼の乗った車椅子を押して、街に散歩に出ては、目の見えない彼に代わり、主人公はあたりの景色を描写させられたりする。
そういうことって、訓練しないとなかなかできないと思うんだが、ここんとこの「僕にはそれまで、何ごとも一般化してしまう癖があった。者同士の差異よりも、類似のほうに目が行きがちだった。」ってフレーズは、妙におもしろい。
で、そんな毎日を過ごしてるうちに、老人は自分はながくないし、これまでの半生を語るから書きとめろ、って仕事を主人公に課す。
その奇妙な体験談も強烈なんだけど、このあたりから、それぞれの登場人物の運命をめぐって、物語が転変というか流転というか、とにかくアタマんなかグルグルさせられるくらい面白くなる。
(ちょっと例えようが思い当たらないから何だけど、ある種「ガープの世界」みたいな面白さを、私は感じた。)
これは面白いと思った。オースターのなかでは、はっきり言ってこれがいちばんおもしろい。っていうか、オースターをホントにおもしろいと思ったの、これが初めてなんだけどね。
訳者あとがきによれば、作者は「私がいままで書いた唯一のコメディ」と言ったそうなんで、まあ私の読み方も単純なんだなってことだろうけど。
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港の見える丘公園

2013-10-07 18:18:17 | 横浜散策
港の見える丘公園ってのがある。
けっこう有名。(でも、私はあんまり行かない。)

思ってるより、港は見えない。
倉庫しか見えない、とか、よく言ってた。

どっちかっていうと、港のこっちのほうが見えたほうがいいかも。

噴水なんかもあるんだけど、私はフランス山のほうから上ってくので、噴水あるほうの入り口から入ったことはない。
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