many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

S-F-X

2016-02-03 22:25:16 | CD・DVD・ビデオ
細野晴臣 オリジナルは1984年? 私の持ってるのは1996年のCD テイチク
なんか細野さんの音、あるいは声? が聴きたくなって、やおら引っ張り出してきた。
けっこう好きなんだよねー、細野晴臣。
YMOのなかで、あ、いーな、これ、とか思うと細野さんの曲だったりする。
スケールがでかいというか、そういう感じが好き。
坂本教授をミュージシャンというなら、細野さんはアーティストっていうんぢゃないかな、とか、そんな印象。
さて、このなかでいちばん好きで聴きたくなるのは、もちろん(5)の「STRANGE LOVE」なんだが。
ほかにも(3)とか(4)とか(6)も好き。
ただし、これらは、体調のいいときだったらいいけど、悪いときに聞くと、なんかイライラさせられることもあるんで、要注意。
きょう聴きたかったのは、(7)「DARK SIDE OF THE STAR」
邦題は(きょう改めて見て初めて意識したんだけど)、「地球の夜にむけての夜想曲」
好きです、この曲、ホントに理解してるかわからないけど、この曲のもつ雰囲気。
私の好きな映画「コンタクト」のラストに近い感じ、うまく言えないけど。
1.NON-STANDAED MIXTURE
2.BODY SNATCHERS(SPECIAL MIX)
3.ANDROGENA
4.SFX
5.STRANGE LOVE
6.ALTERNATIVE 3
7.DARK SIDE OF THE STAR
8.MEDIUM COMPOSITION;#1
9.MEDIUM COMPOSITION;#2
10.3・6・9
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マンボウぼうえんきょう

2016-02-02 20:15:36 | 読んだ本
北杜夫 昭和54年 新潮文庫版
短編小説4つとエッセイ43編をいっしょに一冊にしてる北杜夫の著書。
持ってる文庫は昭和55年の6刷。元の単行本は昭和48年発刊だそうな。
「もりや(キチガイ)メガネの巻」、「おりごん(コマゴマ)メガネの巻」、「えうけえ(マボロシ)メガネの巻」の三章からなる。
上記のとおり各章の名称は、ひらがなにカタカナのルビが振ってあるんだけど、意味不明。
そんなせいもあってか、なんだか私には、作者が躁状態で書いたものが多いような気がしてならない。
(文庫の巻末の解説には、逆に鬱状態の時期のものと書かれているが。)
だって、
>彼の意気ごみたるや、まさしく大変なもので、その前では帽子もカツラも脱がねばならぬほどであった。(p.57「大河小説」)
だなんて表現、筆のすべる勢いにまかせたまんまって感じがするもの、純文学畑のひと、こういうの活字に残さないでしょ、ふつう。
それはいいとして、「こわい話」という3ページ足らずの長さのエッセイがあるんだが、これがこの本に入ってたのは全然忘れてた。
で、この話が、すごいこわいんだ、私が見聞きしたなかでもいちばんこわいかもしれない、初めて読んだときに身の毛がよだった印象がある、あまりに強烈で忘れようにも忘れられないんだ、あー気持ち悪い。
あまりにこわいので、ここに引用なんかできない。
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