11月から1ヶ月近くJapan Tour 中の、Eric Claptonのコンサートに、埼玉まで、行ってきた。もちろん、Budokanの方が近いのだが、休日のチケットがとれなくて、はるばる行ってきた。
そういえば、浦和レッズおめでとう。
Claptonのコンサートを見るのは、1999年に続いて2回目なのだが、LP、CD、DVD等相当聴き込んでいるので、もっと何回も行っているような気がする。
たぶん、Laylaか、The Beatles の、While My Guitar Gently Wheepsあたりが、最初のClaptonとの出会いだったと思う(中学ぐらい?)。映像を初めて見たのは、やっぱりバングラデッシュのコンサートだったかな?フラフラだったけど、格好よかった。その後、彼は音楽のスタイルを、随分変えてきた。途中、中断(スランプ?)も、幾度かあった。この前、見たDVDでは、YMOの曲まで演奏していた(1986年のモントルーライブ)。最近は、癒し系とまで、言われていた。
ところが、今日のClaptonは、原点に戻った感じ。アコのコーナーもあったが、基本は、Cream時代の、パワフルでかつ泣かせる、ギターとボーカル。
メンバーを一新し、以前の仲良しクラブ的なメンバーから、大胆に若手も加え、戦闘的な音楽に逆戻りさせた。去年の、CREAMの復活コンサートがきっかけになっているのかもしれない。
入手していた、セットリストとは、やや曲目、曲順が変わっていて、Tell The Truthから、スタート。アンコールのCrossroadsまで、一気に、演奏しまくった。I Shot The Sheriffも、聴きたかったけど、今日は、やらなかった(この曲は、Claptonが何度目かのスランプから抜け出たしたころの曲だと思う。私がレゲエを知ったのもこの曲だった)。
やはり、Claptonのギターがじっくり聴けるOld Love など、感涙もの。
Ericと共に、ギターを弾きまくるドイルとデレクは、得意の演奏スタイルは、違うのだろうが(ドイルは、ひとつひとつの音をしっかり弾く(ベースみたいな弾き方をする)、デレクは、スライドギターが多い)、見事なコラボだった。特に、デレクのギターは、個性もあるし、一緒にやってもいいし、とがっていながら、すんなり聴けるし、かなりいい。大御所のClaptonを相手に、引けをとっていなかった。
パンフレットには、メンバー紹介と共に、これまでClaptonがやってきたコンサートツアーのパンフが、その時の、参加メンバーと共に紹介してある(1964-2006)。彼のキャリアが、ロックの歴史そのものであることを、再認識させられる。Yardbirds時代(1964-1965)に、ビートルズのクリスマスコンサートに出演していたとは知らなかった。
Claptonは、日本びいきだから、また来てくれるとは思うけど、やっぱりMUSTでしょう。