かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ならでぶら 明日香編その15 飛鳥資料館

2009年04月27日 | Nara ( Japan )


飛鳥寺から、やや離れた奈良文化財研究所飛鳥資料館へ向かった。前に来たのは、キトラ古墳の玄武が展示されていた2年前のことだったと思う。凄い人出だった。
今回訪れたのは、閉館間近だったが、中には熱心な考古学ファンがまだ多くいた。



ここの資料館の素晴らしさは、やはりレプリカも交えながら、飛鳥から奈良への時代の道のりを、わかりやすくビジュアルに展示してくれていることだろう。特に、今回、飛鳥をずうっと回ってきてそう感じる。
この像は、レプリカだが、中に本物が展示してある。この噴水が噴き出る様子は、日本的とは言えない。



この須弥山石もレプリカだが、中に本物が展示されている。本物の方は、三段だけのみ展示されているが。一番下の四段目は、推測で再現されたものだ。どうみても道祖神的なものだったのではないかと思われるのだが。
その他、この辺りで発見された石像は、ほとんどレプリカで展示されているので、まとめて見るにはいいと思う。



これは、山田寺の礎石。飛鳥資料館よりさらに奥まったところにあった山田寺のものだ。山田寺の発掘では、木造の回廊の壁がそのまま発見されており、飛鳥資料館の目玉の展示になっている。今まで腐らずに残ったのは、奇跡と言えよう。

ということで、さらに奥まったところにある山田寺跡にも寄ってみることにした。



山田寺もかつては、このような立派な寺であったそうだが、今では、かろうじて、建物のあった場所が確認できる原っぱになっていた。わざわざ訪れる人もいない。


コメント
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