かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ならでぶら 明日香編その9 石舞台古墳

2009年04月14日 | Nara ( Japan )


飛鳥のシンボルはというと、やはり石舞台古墳かもしれない。
学生時代来たことがあるから、たぶん30年振りぐらいだと思うが、かつての素朴さは消え、かなり観光地化されたなという印象。外から見れるのに、入場料も取られる。アンコールワットと同様に、遺跡保護のために使われるのであればよしとするか。



中に入れるのは、昔も今も同じ。中に何もないのも、同じ。

説明看板には、こうある。

"石舞台古墳は早くから石室を覆っていた盛土が失われ、巨大な天井石が露出していたことから石舞台の名前で親しまれている。
昭和八年から実施された調査では墳丘は一辺約55mの方墳又は上円下方墳で、周囲には岡濠と外堤が巡らされており、墳丘と外堤の斜面には貼石が施されていることが明らかとなった。
埋葬施設については南に開口する両袖式の横穴式石室で、玄室長は約7.8m、幅約3.4m、羨道長は約11.5m、幅約2.2mあり、玄室から羨道にかけて排水溝が設けられている。石室内からは凝灰岩片が出土していることから家型石棺が安置されていたものと推定される。”

やや技術的な説明で面白みに欠けるが、天井部分の石だけで、77トンもあるというからすごい。蘇我馬子の墓と言われている。大化の改新で滅ぼされた蘇我蝦夷の親だ。

勝手に古墳が裸になるとも思えないから、このような姿になったのは、何らかの人為的な意図があったのだろう。



ということで、やっぱりここには寄らないとね。
コメント
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