かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ならでぶら 明日香編その17 甘樫丘

2009年04月29日 | Nara ( Japan )
sun今日は、最高のゴルフ日和だった。天気といい、気温といい、風といい。
高速料金も安いし。
ゴールデンウィークの好天が、個人消費UPにつながるか。豚インフルなど、悪材料も相変わらず多いが。



長々と続いた明日香編もいよいよ最終回。
一日の締めくくりに、甘樫丘に登った。朝一番で登った益田岩船と違って、石段も整備されているので、登りやすい。

説明書にはこうあった。

”甘樫丘の名は、允恭天皇4年味橿丘で盟神探湯を行ったとあり、蘇我蝦夷入鹿が「家を甘樫丘に並べ起つ」とみえる。この付近には、甘樫丘、逝回丘、雷丘などの小丘があったことが知られるが、各々がどの丘であるかはわからない。今甘樫丘と呼ぶところは、飛鳥古京を眺望し、古を偲ぶのに最も適した場所である。”

まさに、この説明のとおり、老若男女が、この丘の上で、飛鳥を偲んでいる。



犬養孝さんの碑もあった。志貴皇子という方が、7世紀末期に作った歌だ。

婇女乃袖吹反明日香風京都乎遠見無用尓布久

飛鳥から、藤原京に遷都された後の飛鳥で、読んだ歌だそうだ。
意味は、「婇女の袖を吹き返した明日香風は、都が遠のいたので、今日は、ただむなしく吹いている。」とある。
飛鳥版「Blowin' In the Wind 」なのだ。
甘樫丘は、藤原京を見下ろす場所にあるのだ。



大和三山が一望できる。
右から、天香具山、耳成山、畝傍山である。
藤原京が、正面の耳成山の手前にあったのだが、もちろん、今は、わからない。
寄ってみたかったけどTime is UP !

大充実の飛鳥の一日は終わった。自転車を返したのも、午後5時ぎりぎりだった。


コメント
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