かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

横浜中華街物語

2009年06月02日 | Yokohama ( Japan )



今日は、確か横浜開港150周年その日。150年が長いか短いかをどう感じるかは、人それぞれだろうが、150年前に、近代日本がスタートしたと考えると感慨深い。

そんな中、横浜中華街物語という本が出ている。萬珍樓の社長の林さんの話の聞き書きだ。

中華街は(もちろん萬珍樓も)、それほど数え切れないくらい行ったし、華人の町であるシンガポール、香港、その他東南アジアの都市にもほとんど行ったけど、この本を読むと、まだまだ全然分かっていなかったことがよくわかる。やはり、日本人は、華人の世界のインサイダーにはなりきれないのだと思う。

華人の独特の思考法のエッセンスもわかったし、150年前の開港時における華人の活躍振りもよくわかった。
そして、華僑から華人になった彼らのメンタリティを理解するということは、グローバル化が必須の日本にとって、極めて大きなヒントになるのではと感じた。日本人の島国根性とは、対極にある。

横浜開港150周年おめでとう。

コメント
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