かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

海のエジプト展

2009年06月28日 | Yokohama ( Japan )



今日は、午後から梅雨らしい天気。
パシフィコ横浜で始まった海のエジプト展に行ってきた。
全部日本初公開。
カノープス、ヘラクレイオン、アレクサンドリアという、エジプトの古都市が、1992年から、海底で発掘された。その発掘物の展示なのだが、よくもまあこれだけの物を日本に運んできたものと思う。ヨーロッパの展覧会でも大盛況だったという。
中はテーマパーク風で、楽しみながら、展示を見て回ることができる。
最後にバーチャル海底発掘探検のコーナーがあり、そのDVDまで、売っている懲りようだ。
しかし、これだけ有名な都市が、これだけ長い間海底に沈んでいたというのも不思議な話だ。地震や地盤沈下で沈んでしまったのだが、その存在は、昔から知られていた。海底ということで、発掘ができなかったらしい。

それなりに痛みも激しいが、巨大な神像や、美しい女神像や、キリストの名かもしれない文字(もしそうだったら世界最古)を刻んだカップや、見どころは満載だ。

入場券売り場は混んでいたが、入口は行列もなく、比較的ゆったり見れた。前売り券をネットで買っておいたのがよかった。パシフィコ横浜は、普段は展示場ということで、天井が高いのも窮屈感が少ない一因かもしれない。



会場の最後にガチャポンコーナーがある。ガチャポンと言って侮ることなかれ。公式カプセルフィギュアをGETするには、このガチャポンにチャレンジしなければならない。全部で11種類あるというから、一人で全種類GETしようと思ったら、1万円ぐらいかかるかもしれない(一回300円)。そこまではいかないか。チームプレーで臨めば、その半分ぐらいで済むか。私は、2回やったが、これがその戦利品。

ひょろっとしたのが、豊穣神ハビの巨象で、会場内でも目立つ展示だ。本物は、5.4mもある。
海洋堂造形メモには、”展覧会会場内でひときわ目を引く3つの巨像をそのままミニチュアモデルにしました。机上の小さな海のエジプト展をお楽しみください。”とある。
比較的控え目なコメントだ。

スノードームに入っているのが、カエサリオン像の頭部だ。カエサリオンは、エジプトのプトレマイオス朝の王様(ファラオ)の一人だ。
海洋堂造形メモには、”特徴的な顔立ちだけではなく、海底の砂礫の表現やカニを配するなど、海の中の様子にも工夫を凝らしている。海底で静かにねむる様子をイメージし、スノードームで表現しました。”とある。
こちらは、やや作り手の意気込みor思い入れが感じられるコメントだ。特にカニには、感動した(像の左前にいるのがわかるかな?)。

海洋堂さんの製品とあって、これらのフィギュアの精巧度を見れば、300円は高くない。阿修羅展の時の阿修羅像は、あっという間に売り切れたけど、こちらはどうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする