昨日のNHKスペシャルには、びっくりした。大英博物館に、日本の古墳関連の収蔵品があんなにあるとは。恐るべし。
しかも、宮内庁の管理がまだ今ほど厳しくない明治時代中期の調査記録まで。
この収蔵品の存在を知っていた日本人は、どれだけいるのだろうか。
ますますの、研究成果の発表が待たれる。
愛読している月刊ザ・ビートルズ臨時増刊号が出た。
デビュー50周年記念号。値段の割には、装丁等いまいちだが、中は、流石ビートルズ専門誌の増刊号だけあって、まずまず充実している。
写真等も珍しいものが多いし、よく知っているつもりでも、見逃していたトリビアを、鋭く指摘し、解説している。
ビートルズの名前は、乱暴者というという映画から来ているというのは、有名だが、必ずしも正しいとは言えないようだ。イギリスでは上映禁止だったらしい。
ちなみに、ビートルズ研究では、第一人者のマークルイソンによると、ビートルズの名は、Beatals→Silver Beats→Silver Beetles→Silver Beatles→The Beatles と、変わっていったという。
長々としたスチュのジョン評も掲載されている。その内容は、その後のジョンの生涯を考えると極めて興味深い。人間の性格って、やっぱりそうは、変わらないものだ。
写真で最も面白いのは、ベースが2名のビートルズの写真。PLがベース担当になった直後の写真だろう。スチュもいっしょに写っている。
アメリカでビートルズの曲が、ラジオに流れたのは、1963年12月17日のことになっているらしい。イギリスでは、そのずっと前から、あんなに凄い人気になっていたのに。当時の、情報の伝わり方のスピードの遅さを改めて感じる。
マジマルミステリーツアーでの、I Am The Walrus のシーンでPLがかぶっている着ぐるみは何?本書の説では、不思議な国のアリスに出てくるウミガメ君ではないかという。そんなとこまで、考えたことなかったよね。
などなど。
値段割高なれど、ビートルズファンであれば、読んでみてのでもいいのでは?