鳩山家の軽井沢の別荘が、99の番組で紹介されている。とてつもないお金持ち。お友達になりたい人?
政治家にならなかったら、よかったのにね。
今年、50周年を迎えるロックバンドは、ビートルズだけではなくて、ストーンズものようだ。公式デビューというよりは、ステージに立ち始めてからということで、数え方は、違うようだが。
そして、オフィシャル写真集が出た。
ストーンズの写真集は、ちょっと持っているが、これが、オフィシャルだし、たぶんベストだろう。
写真は、表紙で、最近ビール会社の宣伝で、ストーンズをまったく知らない人にも有名になってきたベロだが、単なる印刷ではなく、気持ちの悪い、梅雨の時期には、まとわりつくようなエンボス加工になっている。
中の写真も、バラエティに富んでいるが、ビートルズよりも常にお下品でという路線は、踏襲されている。ごく初期の写真は、ビートルズのマネしているようだけど。
私は、確か4回ぐらいコンサートに行ったが、シンガポールの時が、会場も狭く目の前だったので、一番印象深い。
キースリチャーズが、いつもはポイ捨てするタバコを、ちゃんと携帯灰皿に捨てるパフォーマンスは受けたが、どぎつい演出は、2日目は、変更されたと聞く。お堅いシンガポールでは、ぎりぎりだった訳で、ガガのコンサートを拒否した、インドネシアではアウトだろう。
一番最初にステージに立ったのが、1962年7月12日の、ロンドンのMarquee Club のようだ。その時の写真が2枚だけ載っているが、Kiethらしい人と、亡きBrian らしい人しか見えない。Mickはいたようだが、Charieは、まだ加入していなかった。ブルースばかり演奏していたという。
ぱぁっと見たところ、日本絡みは、ギミーシェルターの日本語の映画のポスターと(私も映画を見に行ったが、その時は、はっきり言って、暗くて、よくわかんなくて、面白くなかった)、90年のドームでのコンサート(初来日?)の時の写真だ。それまで、入国できなかったのだから、しょうがない。
1973年に入国拒否されたことと、その時の、幻のポスターも、ちゃんと載っていた。
PMみたいに現行犯だったらしょうがいけど、6年前の麻薬の逮捕歴を問題にされて、入国できなかったのだ。ロックが、いかに、まだ蔑視されていたかが、わかる。
50年の重みを実感できる一冊。
値段も、ボリュームの割にはそんなに高くないので、ロックンロールファンの方は、一冊いかが?