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カンカン照りだったのに、急に、天気が悪化する中、鯉喰神社に向かった。名前は有名だが、小さな神社で、駐車スペースもない。
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鯉喰神社の、古そうな石碑。
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この辺は、そう古そうでもない。江戸後期のものらしい。
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神門から、拝殿までは屋根付き。新しく作られたものか。
看板には、こうある。
『吉備の国平定のため吉備津彦命(きびつひこのみこと)が来られた時、この地方の賊温羅(うら)が村人達を苦しめていた、戦さを行ったがなかなか勝負がつかない。その時天より声がし、命(みこと)がそれに従うと温羅はついに、矢尽き刀折れて自分の血で染まった川へ鯉となって逃れた。すぐ命は鵜となり、鯉に姿を変えた温羅をこの場所で捕食した。それを祭るため村人達はここえ鯉喰神社を建立した。』
桃太郎が鬼を成敗し、決着がついた場所が、ここ鯉喰神社ということか。