かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

印象派のふるさと ノルマンディー展

2014年09月07日 | Culture・Arts
今日は、ぐずついた天気だったが、朝の、錦織選手の快挙に、心は、晴れやか。
午後、初めて、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館に行った。
この前、行ったばかりの、ノルマンディ関連の絵の展覧会だ。



正直、オンフルールに行くまでは、ノルマンディ地方が、絵画に与えた影響なんで全く知らなかった。
この展覧会を見ると、目からウロコ。
初めて見る作家の絵も多かったが、新たな世界にチャレンジしていく姿勢が、印象派に発展していった。

風景画という分野が脚光を得たのは、フランスの画家たちが、鉄道が通じたのをきっかけに、ノルマンディ地方の美しい絵を描き始めたのがきっかけだった。
技術の進歩もある。
そして、海の輝き、太陽の輝きを描いている中で、印象派の画風を確立していった。
モネの”印象”の絵が描かれたのも、仏北岸だ。

オンフルールまでは、サンラザール駅から、6時間だったという。
今は、高速で、2時間だが、当時としては、画期的に便利になったのだ。
近代画の流れを知るには、うってつけの展覧会。
当時の写真も展示してあるが、明治維新の時期と重なる。
明治維新の志士の写真は、写真が発明された直後だったのだ。
アジアを発見?した欧米人にとって、絶好の被写体になったに違いない。
フランス好き、印象派好きの人にお勧めできる。



ユニークなビル。
近くから見たのは初めて。
遠くからもよく見えるけどね。
中は、どうなっているんだろう?

帰りの新宿駅で、防虫剤をかけあっているカップルを見て、笑ってしまった。
コメント
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