Reality Tour のDVDは、何度も見たが、CDは、持っていなかった。
今回のDavid Bowie 騒ぎで、調べたら、2009年に、新音源を加えて、模様替えして発売になっていたことを知り、早速、ゲット。
音が、尖って聞こえるのは、DVDを見た時も同じ感想だが、Tony Visocontiが、ライブ盤のミックスの方も担当している。
選曲が、ロック中心のせいもあるだろう。
人前での、Bowieの熱唱が、これでもかこれでもかと聴ける。
MCも結構多い。
ラストツアーになるとは、誰も思っていなかったと思うのだが。
感涙ものだ!
メンバーをチェックすると、CDのインナーに載っているメンバーの内、2/2のメンバーの内は、Mike Garson、 Earl Slickの二人だけ。
コーラスメンバーなど、ちょっとわからないけど。
グループではないから、メンバーは、時代により変わっていて、この2名が、一番長いパートナーになる(特に、ギタリストは、代々、大きな影響を与え続けた)。
今回の、ベースのGail Ann Dorseyの病欠が、返す返すも残念。
古い曲をステージで披露しない時代が、続いたから、総集大成的な選曲に対する観客の盛り上がりも凄い。
シンガポールに来る前の2003年11月のダブリンでのライブ。
その後、10数年で亡くなるなど、誰が想像しただろうか。
China Girl が、追加で入ったが、盛り上がってる!
勢いもある!
シンガポールで、演奏を、やり直した原因がいまだにわからないのだが、もう誰に聞いてもわからないだろう。
でも、BOWIEには、我慢できない何かがあったんだろう。
ネットで何気なく調べたら、ちゃんとシンガポールのセットリストが載っていた。
2014年3月4日のことだったという。
曲も、私の記憶では、大きな間違いはなさそう。
凄い世の中になったものだ。
YOU TUBEで、当時のライブ映像も含めたTVニュースもアップされていた。
BOWIEがシンガポールで演奏するなんて、ありえない快挙だったので、ニュースにもなった。
24曲になっているので、このCDの曲33曲は、ツアーで、演奏した曲目をかなり網羅したものだろう。
ラストの、Ziggy Stardustの感動を忘れない。
初出の3曲も迫力満点で、当初のCDから外された理由は不明。
スペースが無かったとしかいいようがない。
China Girlの盛り上がりも、只者ではない。人気の凄さを物語る。
David Bowie のライブの集大成として、貴重な演奏だと思う。
ロックファンに、幅広くお勧めできる。