本CDは、ネットで見つけた。
こんな映画があったのかなというイメージだったが、CDが再発されるぐらいだから(昨年)、人気がまだあるのだろう。
ビージーズ、ピーターフランプトンなどが、中心になって、1977年に作成されたものだ。
DVDも入手可能だが、とりあえずCDをゲット。
SGT.以降を中心としたビートルズの楽曲が、これでもかこれでもかというぐらい出てくる。
ジョージマーチンが深く関与しているところにも意味がある。
アレンジは、ミュージカル用に明るく派手になっているように感じるが、その主旋律、キモになる部分は、オリジナル色がきちんと残されている。
まだビートルズの記憶が新しい時に、このミュージカルが作られたこと自体びっくりだが、それまでにジーザスクライストスーパースターなどのロックミュージカルを成功させたスティッグウッド氏の思い入れがなした功績らしい。
彼は、エプスタインの後任すら狙っていたらしいが、叶わず、その後、多くのロックミュージカルを成功させ、本作にたどり着いたのだそうだ。
各曲、シンガーの思いれがあふれていて、聴いているだけでも楽しくなる。
EW&Fや、エアロスミス、アリスクーパー、ビリープレストン(何とゲットバック!)なども出てくる。
まだビートルズ解散後間もない解釈が感じられる一作として、今となっては、貴重な作品。
聞いてたら、DVDも欲しくなったが、まだあるのかな?