これは、DAVID BOWIE が手がけたミュージカルのサウンドトラック盤だが、公演中に、BOWIEが亡くなり、その翌日に偶然録音されたものだという。
そして、最後のレコーディング曲が3曲収められている。
BLACK STARの録音時期と同時期とされるが、やはり暗い曲が多く、BOWIEも最後の録音になる覚悟があったように感じる。
本編の方は、劇中で使われたBOWIEの楽曲をキャストが歌うのだが、これが、またいい。
かなり、編曲されているのだが、BOWIEの楽曲の精神が一曲一曲に表れていて、しみじみ聴ける。
ミュージカル自体は、難解なものだったらしいから、このCDで、LAZARUSに出会えたことは、ラッキーだったかもしれない。
BOWIEファンは、必須。