かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Basie in London

2017年03月07日 | Music



先日のカウントベイシーオーケストラの演奏に感動し、ゲットしたのが、この一枚。
2016年発売とあったので、最新作と思ったら、何と1956年の録音。
60年前の音だった。

と言ってがっかりしたかと思うと、逆で、音はたぶんリマスターされていると思うのだが、古さをまったく感じさせず、すばらしい。

解説を読むと、看板に偽りありで、本当は、スウェーデンでの録音で、ロンドンで、演奏したのは、ずっと後の1960年代だったらしい。
もうビートルズが、一世風靡していた時代だ。
今となっては、どうでもよくて、これだけ、完成度の高いビッグバンドの演奏が60年前になされていた事実が、とてつもなく貴重だ。
特に、ブラスのキレと、コブシは、他の追随を許さない?

そして、この伝統が今に忠実に引き継がれていることをリスペクト。
確か、この前の演奏でも、一番長い人で、30数年と言ってたから、この演奏に加わっている人はいない。
にもかからわず、圧倒的な個々のプレイ力と、全体の総合力の融合は、ナンバーワンだろう。
メイジャーな曲も、マイナーな曲も、同じレベルで引きこなす。

ビッグバンドの醍醐味を感じたい人にお勧め。
今回の演奏で披露された最新作ももうすぐ発売されるだろうから、ゲットしたい。

コメント
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