サージェントペパーズ発売50周年記念に出たこの完全版?
やっと聴いた、見た!
これは、聞く価値、見る価値あり。
もちろんこれまでも、アンソロジーや、海賊版でいろいろ音源は聴けていたが、オフィシャルに本アルバムの製作過程において重要な音源のみを抜き出し、クリーンに仕上げてくれるのだから、たまらない。
サージェントペパーズは、アルバムとしては、すごいが一曲一曲は?という声も聞こえるが、この完全版を聴くと、やはりすごいと言わざるを得ない。
とにかく、やりたい放題やって、それがばらばらにならずに、一つの作品に仕上がったのだ。
ストロベリーフィールズと、ペニーレインは、ブライアンエプスタインのリクエストで、シングルとして先行発売され、そのため、本アルバムには収録されなかったが、もし入っていたら、もっととんでもないアルバムになっていたに違いない。
メイキング映像は、既出のものだが、クリーンになって、再登場。これも、今となっては、貴重な製作者による解説映像になった。
我が家に、ビデオがあったのだが、アルバムジャケットの登場人物が踊る映像があったと思うのだが、中身はいっしょだったのか?
記憶にないのだが、ビデオひっくり返して、検証する気力もない。
いつか、暇見て確かめよう。
付録の豪華さは、宣伝のとおり。
ポールの完全版の再発が続いているのに、ビートルズの完全版の再発が初めてというのは、遅きに失したか。
今から、キャッチアップが始まる予感。
早くも、ホワイトアルバムプロジェクトは、開始されているらしい。
マニア向けだが、一般の人も楽しめると思う。
4人の生声、生演奏、いろんなおかず音。感涙ものだ。