今日は、飛び込みで、星加ルミ子さんの、トークショーに参加。
中華街にある小さなスペースで、客も、15人ぐらい。アットホームな雰囲気の、和やかなイベントだった。
李世福さんというギタリストの方のスペース。
李さんは、1970年のジミヘンのコンサートを見た強者だそうだ。
MCは、李さんのお仲間の前田健人さん。
前半は、最初にビートルズに会った時の話中心で、聴いたとこがある話がほとんどだったが、やはり当時の空気の中にいた人の話には、重みがある。
星加さんでなければ、なしえなかった偉業と言っていい。
本物の日本刀を、機内持ち込みで、ハンブルグ、パリと、6回通関して、無事ブライアンエプスタインに贈呈し、気持ちを動かしたこと、30分の予定が、3時間もインタビューできた話、当時、FAXすらない中、記事を、ヒースローのスッチーに預けて、見事早期掲載できた話。
偉業だ。
それが、来日公演につながり、ヨーコにつながり、ポール、ジョージ、リンゴの、日本好きにつながっていった。
当時、エブスタインですら、日本の事は、ほとんど、知らなかったという。
日英同盟を、結んでいたのに。WWⅡを、戦ったのに。
後半は、もっと、ばらけた話。
ブライアンジョーンズと電話で話した話とか、ジミヘンにあった話は、初めてだったように思う。
ストーンズと1ヶ月間、ジャマイカで、滞在取材。ただその後に予定されていた1972年の来日公演は、ビザが降りず、キャンセルになり、その取材価値も半減になってしまった。
客の中に、その来日公演チケットを持っていた人がいてびっくり。既に、SOLDOUTだったのだという。
当時、巨泉さんや、おひょいとやってた、ビートポップスの話は、面白かった。
巨泉さんは、生放送中、馬券を買っていたという。
星加さんは、舞妓姿で、寸劇をさせられたという。
黒柳徹子の時代に近い。
これもやはり客の中にその撮影に客としていて、いっしょに番組内で踊ったそうだ。
当時まだ大きかったアメリカの米軍基地からもたくさん見に行った人がいたという。
最後に、最新本へのサインをいただき、ツーショット写真も、撮っていただいた。
横浜のスモールスペースならではの、貴重な体験だった。