伊豆から午前中に戻ってきた。渋滞が始まる前だったから、快適だったが、湘南に向かう渋滞にちょっと巻き込まれた。
今時、まだ車で湘南に行く人がいるんだ？
この3連休で、見たDVDの中に、3月の放送でも見たLEADERSⅡがある。
トヨタ自動車創世記のノンフィクションに近いドラマ。
元祖LEADERSも見たが、LEADERSⅡは、元祖と同じ時代を、メーカーと販売店という切り口から、新たな物語に仕立てている。
メーカーと販売店の関係というのは、微妙だと思う。
そもそも最終顧客から得た利潤を分け合う関係にあるし、また、いくら車が良くても、販売力が弱ければ売れないし、その逆もしかり。
この物語は、どちらかというと、メーカーと販売店が協力して、日本に国産車マーケットを作りあげたというストーリーになっている。
確かに、東南アジアに行くと、現地生産にはなっているが、外車に頼った国がほとんどだ。
国産車が黎明期に、外車が9割だった時代からの有力販売店は、後からトヨタに擦り寄るが、相手にされない。
このヒール役が郷ひろみというのも面白い。
ディレクターはあの半沢直樹の福沢氏で、特典映像のインタビューを見ると、とことん納得のいくまで撮りまくるタイプらしい。役者は、結構たいへんそうだが、いい作品を作るという意欲に燃えている。
ロケも半端ない。特に、上海ロケのセットは、どのように作ったのか？
この熱い気持ちを、持ち続けていきたい。
