台風一過。
凄い暑さになった。
気候が変わってしまったなと、つくづく思う。
ブライアンエプスタインへのお悔やみのレターシリーズの最終回。
これは、ブライアンエプスタインがなくなって2日後に書かれた当時のEMIのManaging Directorだった、Len Wood氏によるもので、当時のEMIレコードのヘッドのレターに裏表に書かれている。
このレター用紙も珍しいが、そもそもLen Wood氏のサインなど見たことない。
レターには、エプスタインがビートルズのマネージャーになる前から知り合いだったとあり、エプスタインが、当時のレコード会社に顔が効く立場であったことが確認できる。
そして、彼は、DECCAに蹴られたビートルズをEMIに連れて行き、なんとか、契約にこぎつけた。
その時契約したのが、Len Wood氏だ。
もちろん、彼は、部下の進言に基づいてサインした訳だが、プロデューサーにジョージマーチンを指名し、その後のストーリーはご存知のとおり。
Len Wood氏は、ジョージマーティンの素行が気に入らなかったともされるが、これも何の因果か。
とうことで、Len Wood氏も、ビートルズのサクセスストーリーから外せない、パーツの一人なのである。ジョージマーティンも、ビートルズの真価にまだ気づいていないタイミングで、EMIは、とにかくサインをして、ジョージマーティンをプロデューサーに指名したのである。
偶然に偶然が重なり、さらに偶然が重なり、奇蹟になった?