かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Stuart Sutcliffe

2018年08月16日 | The Beatles
今日から、夏休みで、ちょっと海外。
しばらく機内で音信不通になるから、まだ朝だけど、アップ。



Stuart Sutcliffeの豪華本をゲット。
注文したから半年もかかったが、イタリアに製本を依頼していて時間がかかったとのこと。
本の世界も奥が深い。
サインページなど最初から準備してあって、何冊か単位で、製本するのだろう。



外装の中に2冊入っていて、こちらは付録みたいな物。
スチュのスケッチブックをそのまま再現したような本だ。
各ページにところ狭しとデザインが書いてある。
ビートルズのベーシストとしては、美術の世界の方に気持ちが入っていたことがわかる。
結局、ビートルズを脱退し、美術の世界に生きると決めた直後に早世した。
脳腫瘍と言われるが、ハンブルグでの、乱闘が遠因とも言われる。



デザインだけではなく、いろんなメモ書きも残されている。



こちらが本体。
スチュの自画像が、誇らしげた。



自画像などのスケッチのページに、スチュの恋人のPauline、著者のKayのサインがなされている。
2000部中、ちょうど400番。



スチュの様々な作品群が美しくレイアウトされている。
こんな多彩な作品を残していたとは、知らなかった。
もちろん、美術学校の生徒の域ではあるのだろうが、デッサン的な基礎から、このような抽象画的なものまで、様々なタイプの絵が残されていて面白い。



以前紹介した、ジョンとスチュとジョージのスリーショットの写真も掲載されていた。
写真の面でも、Astridがいたから、すばらしい写真群が残された。



ピカソの物まね的な絵も。
エルビスだそうだ。

ビートルズには、伝説が数え切れないぐらいあるが、スチュに関わる伝説もその代表的なものであり、その記録が、このような豪華本に残されたことは、奇跡と言えるかもしれない。
スチュが絵描き志望であったことと、その恋人が写真家であったことが、その奇跡を起こした。
コメント
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