かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

教養の語源英単語

2023年04月03日 | Books
新しい年度が始まった。
何と、1年の早いことか。



本書は、本屋で見つけた。
何気なくゲットしたが、驚異的な本だった。

私も、海外が長く、TOEIC980点、通訳案内士(英語)の資格を一応持っているが、全く別次元の知識。
著者の経歴を見ると、研究者ではなく、高校の英語の先生だったというから、相当、独学で勉強されたのだろう。

大学入試の受験英語では、一つの単語から、関連して複数の英語を暗記したりする。
本書もその手法も取るが、その深さ、広さが、全く違う。
特に、ギリシャ神話や、ローマ時代に遡った語源探索は、目から鱗。
とても、覚え切れるものではないが、蘊蓄の塊で、チコちゃんネタが、1ページに、何十個もある。
かと言って、固くなりすぎず、最近の小ネタも挟みながら、楽しく読める。

後書きを見たら、凄いマイラーでもあり、ファーストクラスで、ヨーロッパを何往復もできる分溜まっているそうだ。
私も、ずいぶんお世話になっているが、国内でエコノミーを数往復できるぐらいだから、こちらも全く桁違い。
書名に教養とあるが、教養にしては、質量とも重過ぎるので、趣味とか、蘊蓄とかの言葉の方がフィットする。
いずれにしても、英語または、ヨーロッパ史好きの人は、読んでみたら、いかがだろうか。
コメント
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