
今日もゴルフ。
桜も散り始めたが、まだ見れる。

ホームコースのゴルフ場は、いろんな花が季節毎に咲いて、綺麗。

山吹もピークを過ぎつつあるのか。

本書は、本屋で見つけた。
面白かった。
筆者は、作家で.古代史の小説も書かれているようだが、本書は、古代史を題材にした小説などを時代毎に紹介してくれる。
そういうと、普通と思われるかもしれないが、小説に取り上げられるのは、やはり面白い人物や、時代をテーマにしていることと、より自由に、小説によっては、ほとんどフィクションにまで、できてしまうところだろう。
私も結構読んで来たが、かなりノンフィクションに近いものが中心だったので、これだけバリエーションに富む世界だったとは、知らなかった。
目線が、私レベルの見方に近いので、その点でも、面白い。
しかも、その作りが、古代史を結構ディープに研究していないとできないもので、小説家のみなさんが、いかに勉強されているかが、わかる。
変わったところでは、梅原さんのスーパー歌舞伎や、手塚さんの火の鳥なども取り上げられている。
そうであれば、里中さんの作品ももっと大々的にに取り上げてもよさそうなものだが、正統派過ぎ?
もうちょっと意外性のあるものを中心に取り上げている感じか。
松本さんや、邦光さんの小説もずいぶん読んだが、しっかりフォローされている。
古代史の面白いところは、資料が少ないため、推理の幅が広げられるところで、同じ題材を小説にしても、正反対の内容になることもある。
ただ、どちらも、ありえるストーリーになっていて、読者は、また考えさせられることになる。
古代史の面白さを、変わった切り口で、浮き出させてくれる本かな。