かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

(Crispy) Prawn Rolls

2006年05月26日 | Singapore・Malaysia・Indonesia


シンガポールは、4年半駐在した懐かしい国。ただ、来訪者に、お土産は?と聞かれると答えに窮していた。

無難なところでは、マーライオンのチョコレートやクッキーだが、何の面白みもない。ドライマンゴもいいが、最近は日本でも売っている。
その中で、お勧めは、日清カップヌードルのトムヤンクンバージョンとラクサバージョン。ただ、これは少々かさばる。私は、Prawn Rolls を勧めていた。特に、お酒のつまみには抜群。えびせんの大人版といえるかもしれない。南国らしい味付けでちょっと辛く感じられる人もいるかもしれないが。

今日、シンガポール時代の同僚と旧交を暖める機会があって、思いがけず、Prawn Rollsをお土産にもらった。明日、ポリポリ食べるのが楽しみだ。

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黄金の洋楽ライブ

2006年05月25日 | Music
ローリング・ストーンズからは、我がアドレスには、メールレターが届くのだが、今日のメールで、7月上旬までのコンサートスケジュールが正式に延期された。チケットはそのままにして、リスケ後のコンサートに来てねということらしい。7月途中からの再開になるようなので、全治3ヶ月の怪我だったということか。無理しないでね。

ローリングストーンズといえば、先日BSで、1969年のハイドパークでのコンサートを放送していた。加納典明が解説という濃いい番組。
何せ、主要メンバーだったブライアンジョーンズが、プールで怪死した(たぶん薬物の過剰摂取)直後の追悼コンサート。多分DVDでも見れるのだろうが、持ってないので、番組を録画して見た。まだ、発展途上のストーンズだが、既にカリスマの臭いプンプンである。もっともその時は、21世紀までバンドをやっているとは思っていなかっただろうが。
1960年代末期は、ヒッピー、人種差別にかかる暴動、ベトナム、ヤク(薬)等、時代が、そして価値観が、大きく変わっていた時期。ミックとのインタビューで、当時ビートルズは、エスタブってしまい、世間からは、隠遁したように思われていたことがわかる。

この番組では、前に1970年のジミヘンのワイト島コンサートの放映もしていた。これも、突然死する数時間前の演奏だが、すごい迫力。カリスマと呼ぶにふさわしい。

この黄金の洋楽ライブというタイトルは、かなり渋すぎるのだが、当然野暮ったさを強調するため、こういうタイトルにしたのだろう。時々面白いのをやるので、要注目。
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もっとうまくやれるのに....

2006年05月24日 | Topics
今日の帰りは、雷が鳴り響く嵐模様だった。日中は、晴れ間ものぞいていたのに。不安定な天気が続いている。

今日は、朱建栄(しゅけんえい)さんの講演を聴く機会があった。上海出身だが、86年以降日本で活躍されている中国人の大学教授だ。
現在の中国の状況、日本との確執の本質をわかりやすく説明いただいた。裏をとっている訳ではないが、話の筋は100%通っている。タカ派を呼ばれる先生方と、個別に話されたら随分いい方向に行くのではないかという内容だった。この手の交渉(ネゴ)は、お互いの国の面子があるので、公開討論にはそぐわない。

今日の話で、印象に残ったことを羅列すると

1、中国は、近代になってから、戦争に勝ったこともなく、先進諸国に対するコンプレックスをずうっとかかえてきた。日本に対する感情が悪くなったのは、満州事変以降で、日清戦争時は、逆に自国政府に対する批判につながったほどである。

2、中国にとっては、第二次世界大戦は、日本に侵略されたことが100%で、他は何もない。その感情を、日本人は、理解する必要がある。

3、愛国心教育は、天安門事件以降、共産党への求心力がなくなった代わりに急遽スタートしたが、そのテーマ100項目中、日中戦争(反日思想)に関するものは、3項目しかなく、国民党との戦いが1割、その殆どが、中国4000年の歴史教育である。その証拠に、反日運動が盛んになったのは、2002年ごろからで、1990年代は、反米運動はあっても反日運動はなかった。

4、つい30年前まで、中国の全てが貧困層に分類できる状況であった。今もまだ発展途上国であり、先進国と同列に議論するのは難しい。今出ている諸問題は、衣食足りてきた中間層が、2割強出現したことによる権利意識の萌芽によるもので、日本の60年代、韓国の80年代に起こった現象と同質である。ちなみに富裕層は、ほんのわずかで、国民の大多数からは、非難の対象になっている。過半数は、引き続き、貧困層と飢餓層に属する。

5、靖国問題は、A級戦犯が合祀されていることと、国のTOPがそこにお参りすることの2点のみが問題であるので、そのどちらかさえ、回避されれば、全てが解決する。これは、日中国交回復時に、日本に賠償を要求しなかった理由を国民に説明する際に、戦争は、ごく一部(≒A級戦犯)の責任であるという論理を当時の中国政府(≒周恩来)が使ったからである。

6、現在中国で起こっている諸問題は(格差、公害、貿易摩擦etc.)、日本の30~40年前に起こったものと同質であり、その解決方法を探るため、戦後の日本についての研究が行われている。アメリカは、自国と同レベルの強い国家の出現を許さず、中国とアメリカの接近はありえない。現在の共産党の指導層は、日本との関係強化を希望している。

お互いに理解し、話しあおうという気持ちがもっと必要であることは間違いない。今のやり方は、あまりにも稚拙だ。マスコミの報道も、どうしてもセンセーショナルになるので、リスキーだなと感じた。

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クメール彫像

2006年05月23日 | Cambodia・Myanmar・Laos
今日の朝日を見ていたら、クメール王朝の彫像が6世紀ぶりに自分の顔と再会したとの記事が載っていた。
9世紀前半の作で、頭部と両腕が欠けた状態で見つかった彫像が、パリのギメ東洋美術館に展示されていたのだが、遺跡の保存に努めた米国の元カンボジア大使が74年にカンボジアからプレゼントされた頭像がこの胴体のものと合致したのだという。かなり奇跡的だ。15世紀に寺院が破壊された時に、頭部が切られたらしい。
この彫像の方は、バコン寺院(下の写真)で、見つかったものという。

一方、頭部もバコン寺院の別の区域から見つかったものといい、ほぼ間違いないのだろう。ヒンドゥー教と、仏教が入れ替わる中で、また王朝が変わる中で、これらの神々の像は、多くの被害を受けてきた。写真を見る限り、まさに一級品のクメール彫像のようだ。

頭のないクメール彫像といえば、バンコックのタイシルク王で、謎の失踪を遂げたジムトンプソンの家に飾られている彫像を思い出す。この彫像は、タイのカンボジアに近い地域で、見つかったものだったと思う。見事なものだ。

この頭像もどこかにこっそり保管されているのか、まだどこかに埋もれているのか。
みんな表に出てくれば、意外とマッチングするものが他にもあるかもしれない。

パリのギメ東洋美術館は、いつか是非訪れたい美術館だ。フランスの統治下にあったインドシナ半島のお宝が、たくさん展示されている。
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ディープ・パープル

2006年05月22日 | Music
ロックファンなら、絶対忘れられないグループが、ディープ・パープルだ。
今日は、その何度目かの日本公演に行ってきた。
ジョン・ロードもリッチー・ブラックモアもいない(でもベストメンバーの内、3/5はいるよん)、イアン・ギランの声も往年の切れはない(でも、その分、妙に愛想がいいよん)、チャーリーという正体不明の通訳が出てくる(でもちゃんと通訳してたよん)、プログラムが売り切れてる(でも、2500円節約できたよん)などいろいろあったが、文句なしにごきげんだぜというコンサート。

ピアのプレリザーブで、普通にチケット買ったのだが、何と前から5番目。ロジャー・グローバーが目の前で、がんがんベースを弾いてた。イアン・ギランが手を振ったり、出ない声を振り絞ったりしてた。満員だったが、老若男女、みんな楽しんで、会場一体化してた。ピックやスティックをやたらに会場に投げてたけど、それはGETできなかった。

古い曲、新曲取り混ぜてだったが、やはり最後の方は、60年代から70年代までのヒット曲をずらっとやった。ラストは、ずばりBLACK NIGHT。名アルバムのMade in Japan には、収録されず、24カラットというベスト版を、この名ライブを聴くために買った人も多かった(私も one of them)という、約35年前の日本での名演奏で有名だ。今のMade in JapanのCDには、ちゃんと入っているが。
演奏をする方も、聴く方も、よく心得ている(当たり前)。

今度は、No Quarter コンビ(ロバート・プラントとジミー・ペイジ)が来てくれないかな?UDOさんよろしくね。マドンナは秋に来るみたいね。
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