かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Beatles in Rishikesh

2006年05月07日 | The Beatles

今日は、ゴールデンウィーク最終日にふさわしく?、天気も今一(今日、何か予定していた人には悪いけど)。お金もなくなってじっとしていた人も多かったのではないか。
かく言う私も、昨日の残りの庭仕事を午前中に終え、現在、家の中の雑事中。探していた本を、山積みの本の中から見つけ出し、AHA感覚も味わった。
庭仕事では、結局、芝を植えた他に、小っちゃな木を4本(コデマリ、ドウダンツツジ、ミヤマキリシマ(マンゲツ)、ガクアジサイ)、草花を10株ぐらい植えることになった。全部根付くかな。日が陰り気味で、雨もぱらぱら降っていて、絶好のタイミングだとは思ったのだが。

The Beatles が、インド音楽に傾倒していたのは有名だが(特にジョージ)、その最大のイベントが1968年初頭の、RishikeshにあるMaharishi YogiのAshramでのMeditation だ。4人全員が奥様連れ(含む婚約者)で、参加した。この度、その時の超豪華版写真集が出たようだ。Super Delux 版は、10万円以上し(Edition # によって、定価が違う)、銅でできた頁や、上質皮紙でできた頁もあるとのこと。数年前に出た普及版を、シンガポールで買ったのだが、こちらは今もほぼ同じ価格でAMAZONで売っている(3,048円)。この本についてはThe Beatles in India のH/Pで、紹介されている。写真に興味のある人は、このH/Pで十分。おまけに音楽付き。このH/Pも、とってもよく出来ている。

このH/Pによると、著者のSaltzman氏は、エミー賞を2度もとったカナダのプロデューサーで、1970年の大阪万博での世界初のIMAXフィルム作製にも関わったとある。1968年当時、Rishikeshで瞑想しているThe Beatlesと出会い、特別に写真を撮る許可をもらったそうだ。そのフィルムはその後地下倉庫にしまいっぱなしになっていたのだが、33年振りに思い出して、この度の出版となったらしい。こんなことってあるんだろうか。

このインドの旅で、48曲を書きためたビートルズは、White Album作成、Let It Be 撮影と突き進み、2年後には解散した。ここに写っているシンシアやジェーン(こちらはまだ結婚前だったが)は、ジョンやポールとの破局を、直後に迎える。今振り返ってこの写真集を見ると、感慨深い。すべてが破局する寸前の完璧な平和な姿だ。特に、家族も含めた全員の記念写真と、ジョンとポールが仲良く、アコースティックギターを抱えながら、曲作りをしている姿は、夢のようだ。彼らは、自分達の将来を、どの程度予見していたのだろうか。

Maharishi Yogiさんは、まだ元気なのでしょうか。インドに行った時、新聞で、宣伝は見たことがあるのですが。結局ビートルズは、宣伝に使われただけという説もあるが、このインド滞在がなかったら、ビートルズの名曲の一部は、この世に存在しなかった。



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