かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古代史 不都合な真実

2020年11月20日 | Books
今日は、ゴルフ。
風が強くて(ということにしておこう)、スコアいまいち。



また性懲りもなく関さんの本を買ってしまった。
と言っても、2018年1月だから、結構前の本。

関さんの得意とする藤原家の悪を、これでもかこれでもかと追及する。

結構、異端な考えも入っているのだが、藤原家の悪事を追及する議論には、直接絡まないので、違和感なく?読める。

日本書記、古事記については、いろんな捏造が混ざっていることは、誰もが認めるところだが、本書は、それが、すべて藤原家の正当化の目的になされたことを論証し、そのヒントが、同時代に著されたと考えられている書や話(一寸法師や竹取物語なども含む)に、多く隠されているとする。
我田引水的なところは、いつものこととして。

そこまで隠して、意図的に書に残したと言われると、どうかとも思うのだが、あれだけ、長きに渡って、天皇家の影で、権力を握り続けたわけだから、それなりの、いろいろ?はあったことは想像に難くない。
記紀にさえ、隠しきれずに載っている企みもある。

今年も奈良に行けたが、平城京の配置を見ても、やはり天皇家と縁戚になり、傲慢になっていった藤原家の意図が大きく感じられる。

古代史の面白さを知るには、いい導入本。
私は、かなりの部分、既読感があり....
読みやすくはあったが。
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YES

2020年11月19日 | Music

アナログシリーズ第3弾?



YESのコンサートには比較的行けている方だが、どんどんメンバーが変わったグループとしても知られる。
オリジナルメンバーは、もう残っていない。
YESのアルバムで一番は何と言っても”危機”だと思う。
邦題がよかった?のかもしれないが、本当に"鬼気"迫る演奏が聴ける。
完全再現コンサートにも行ったっけ。

そのYESのサインをゲット。

こちらは、Alan Whiteと、John Anderson。
John Andersonは、シンガポールのコンサートの時、客席に遊びに来てたのが懐かしい。
残念ながら、その直後に脱退してしまった。



ジャケットの内側には、Steve Howe、Patrick Moraz、Chris Squireの3人のサイン。

サインをもらった人のレターがついていて、1975年5月12日から14日の、Southampton Gaumont Theatreで行われた Relayer Tourの時のクルーがもらったサインという。

Patrickの代わりに、Rick Wakemanのサインがあれば最高だったのだが、メンバーがころころ変わる中、そううまくはいかない。
Chris Squireが亡くなった時は本当にびっくりした。元気に日本に来てくれたすぐ後のことだった。



レコードの方も、もちろんあったので、久しぶりに聞いてみたが、状態はよかった。
最初聞いた時の感動を思い出す。

そういえば、ジョンの80歳の誕生日を記念して、IMAGINEをカバーしたというニュースも最近見た。
メンバーは変わったが、まだ頑張っている。

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インタビュー JOHN & YOKO

2020年11月18日 | The Beatles

いい天気が続いている。
これから、週末にかけて、季節はずれの暖かさになるようだ。



ダブル・ファンタジー展は、まだ続いているが、引き続き盛況なのだろうか。
NHKでの特番も決まった。
チケット購入者には、会場のみでの販売グッズも、通販で買える。
本インタビューレコードは、時期をずらしての発売になったので、通販でゲット。

当時、抽選で1,000枚しか流通せず、とんでもない高値がついていたが、今回再発になり、めでたくゲットできた。

今回は、イマジンを出した時のニューヨークでのインタビュー。
内容的には、東京でのインタビューより、こちらの方がより面白かった。



インタビューは、日本の時と同じ水原さんだが、興味深い話が目白押し。
インタビューの前日には、ジョージと、ディランが来ていてYOKOさんの曲をいっしょに聞いて評価していた話とか、IMAGINEは、かなりポリティカルな内容だが、子供にもわかるようなタッチにしたとか。
日本に対する思い入れや、ジョージの家にも日本庭園があり、手直しが必要で、ジョンの家に日本庭園を作る時にいっしょにやってもらおうと思っていた話とか。
ジョンとヨーコは、結局アメリカから出国できなくなり、イギリスの家は、リンゴに売ってしまうのだが。
インタビューの前月に行われたバングラデッシュ救済コンサートの話や、ポールが新グループ(WINGS)を作る話とかも。



最後にジョンが、歌舞伎の物まねをするのは圧巻。
ビデオか何かで、見ていたのだろうか。
1回見ただけで、あの物まねはできないだろう?

このインタビューの価値は、聞いた人にしかわからない。
ちょっと高いが、ジョン&ヨーコファンは、是非。
すばらしい! 藤本さんの解説も!

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McCartney

2020年11月17日 | The Beatles

今日もいい天気。
温暖化が進む中、11月がベストシーズンになってきた。



本アルバムは、ファンクラブ経由でゲット。
限定生産だったから、今入手できるのかわからない。
発売50周年を記念して、Half Speed Recording Masteringという技術で、アビーロードスタジオで作られたという。



そもそもこのアルバムは、Get Backセッションが終わり、アビーロードが発売され、Let It Be の制作が迷走状態になりかけている時に、ポールが一人で作ったもの。
Get Back セッションからの持越し曲もあるし、その後作られた曲もある。
手造り感あふれるアルバムなのだが、改めて聞いてみると、当時のポールのやりたいことをやるんだ的な意気込みが感じられる。
いろんなタイプの曲が、いろんな形で入っており(当時は物足りなかったかもしれないが)、遊び心満載で楽しめる。
Junkや、Maybe I'm amazedなどの名曲もしっかり入っている。
ボーカル曲は、メロディ重視で、インスト曲は、リズム重視?
考えてみると、通して聞いたのは、昔友人から借りて聞いた時以来かもしれない。
レコードもCDも、恥ずかしながら持っていなかった。

この写真も、当時のポールの心境を考えると、ちょっと泣けてくる。



音の方は、もちろんすばらしく、盤も重量感がありいいのだが、オリジナルバージョンと比べてはいないので、聞き分けられるかはわからない。
Harf Speed Masteringという技術がどういう技術か知らないが、イメージ的には、音の詰め込み度合が倍になっているということか。
元々アナログで、そういう世界があるのかもわからないのだが。

ポールファンにお勧めできる。

コロナのおかげ?でできたMcCartneyⅢの出来はどうかな?

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別冊太陽 風土記

2020年11月16日 | Books
しばらく、過ごしやすい天気が続きそうだ。



別冊太陽シリーズは、時々ゲットする話はした。
日本書記を買ったら、風土記も出ていることを知り、ゲット。

読んでみたが、別冊太陽シリーズとしては、異色。

別冊太陽シリーズは、写真と文が五分五分のイメージなのだが、この風土記は、3:7ぐらいのイメージ。

理由は、いろいろあるが、まず、風土記は、あまり読まられておらず、かなり内容を紹介する必要があること。
そして、出雲を除いては、そんなに古代史に出てこないマイナーな地域が多く、被写体が限られえることかと思う。

しかし、読んでみると、なかなか面白い。
現代につながる神社、地名、お祭りなども多いし、他の記紀などとの比較も面白い。

風土記としては残らなかったが、他の文書に引用されて残ったものも。
オフィシャルなものは残らず、下書きが残ったものも。

新たに発見されたものもあり、古文書を読みとけば、さらに新たな発見もあるのか。
中央(大和)とは、別の歴史がある(どちらが真実かは、神のみぞ知る)ことを知ることもできる。

別冊太陽としてではなく、風土記の本として、面白かった。
さらなる研究が進むことに期待。
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