かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

別冊太陽 風土記

2020年11月16日 | Books
しばらく、過ごしやすい天気が続きそうだ。



別冊太陽シリーズは、時々ゲットする話はした。
日本書記を買ったら、風土記も出ていることを知り、ゲット。

読んでみたが、別冊太陽シリーズとしては、異色。

別冊太陽シリーズは、写真と文が五分五分のイメージなのだが、この風土記は、3:7ぐらいのイメージ。

理由は、いろいろあるが、まず、風土記は、あまり読まられておらず、かなり内容を紹介する必要があること。
そして、出雲を除いては、そんなに古代史に出てこないマイナーな地域が多く、被写体が限られえることかと思う。

しかし、読んでみると、なかなか面白い。
現代につながる神社、地名、お祭りなども多いし、他の記紀などとの比較も面白い。

風土記としては残らなかったが、他の文書に引用されて残ったものも。
オフィシャルなものは残らず、下書きが残ったものも。

新たに発見されたものもあり、古文書を読みとけば、さらに新たな発見もあるのか。
中央(大和)とは、別の歴史がある(どちらが真実かは、神のみぞ知る)ことを知ることもできる。

別冊太陽としてではなく、風土記の本として、面白かった。
さらなる研究が進むことに期待。
コメント
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