こんにちは、13期生の服部伸一です。
昨日の東京は大雪でしたね。45年ぶりとも言われています。
確かに私が3歳位の時に東京では大雪が降ったようで、近所の公園で子ども用のスキーを履いて写っている私の写真が実家に残っています。
私は2007年より顧客先に常駐しながら、その顧客の関連会社の業務システムの開発や保守を担当しています。
その会社の基幹システム(契約・請求・入金・精算・支払・会計・原価管理)は「レガシーシステム」と呼ばれる、オフコンと呼ばれる小型コンピュータ、そしてCOBOLという開発言語でシステムが構築されており、もう25年近く基本部分は変わらずに動き続けています。
すでに基幹システムは2016年3月までに新しいもの(クラウドサービス)に入替えされることは決まっていますが、2014年4月からの消費税率8%への変更対応(予定されている10%への変更対応も同様)を行う必要があります。
業務形態上、4月分の請求データを一部2月に請求する必要があるため、なんとか1月末に先行対応分を納品しました。残りの部分については2月末までに納品する必要があります。
今まで3%、5%の消費税率変更への対応はされていますが、20年以上の稼働の中で継ぎ接ぎでシステム増築がされている箇所がかなり多い状態、加えてその業務システムと連携している会計・給与パッケージも併せて新しいパッケージに入替えることになっており、その部分の改修・開発も必要です。
そのため、少なくとも私が担当してからはかつてないほどの改修・開発量になっています。
実は、8%への消費税率アップが決まる前から現行システムの調査や企業への意識づけなど準備はしていたのですが、その会社としての消費税率変更対応方針がなかなか決まらなかったこともあり、少しタイトなスケジュールとなってしまいました。
しかしながら、現行の少数精鋭(?)で対応せざるを得ない状態となっています。その理由は、
・対応できる開発技術を持っている(プログラムを直せる)技術者が少ない(COBOL技術者・・・今ではかなり少ないです)
・業務理解が重要であり、増員してもすぐに能率アップにはつながらない(業務が分からないとテストもできない・・・)
とは言っても、納品まであと少し。終わりも見えてきました。引き続き頑張ります。
消費税対応が落ち着いたら、2013年より開始したものの現在は対応が後回しになっている、クラウドサービスを活用したシステム再構築の作業に本格的に取りかかります。
2016年4月予定の本稼働に向け、私自身の「集大成」となるよう取り組んでいきます。