みなさん、こんにちは。富岡です。
労務管理の重要性が叫ばれています。
単に労働法令の理解ということではなく、メンタルヘルス、セクハラ、
パワハラ、女性や高齢者の労働力などヒトの管理全般です。
先日、ある企業で管理職向け労務管理研修を実施しました。
そこで具体例をもとにセクハラ、パワハラにあたるかのチェックをしました。
いくつかの事例で意見が分かれました。
たとえば女性社員をさして「うちの女の子は・・・」という言い方。
以前はあまり問題視されなかったかもしれませんが、今は好ましくないと
言われています。
また、セクハラは男性から女性にするもの、というのが従来の考え方でした。
それが、2007年の男女雇用均等法改正で、男性に対するセクハラも対象となり、
今年の改正では同性間のセクハラも法令に盛り込まれそうです。
行為によるハラスメントはもってのほかですが、言葉によるものは気を
つけなくてはいけません。
言葉は一度口を出たらもどらないですからね。
富岡 淳