「あ、この木って桜だったんだ」
こんにちは。14期生の安藤準です。
この季節になると桜が咲き始め、今まで普通の木だと思っていたところが桜色に染まると、
そう思うと同時に、「あぁ~、日本人で良かったなァ・・・」と思います。
もうすぐ4月で新しい季節に気持ちを整える人も多いのではないでしょうか。
さて、新しいといえば入社してくる新入社員もその象徴。
3月24日に発表された公益財団法人日本生産本部によれば、
今年の新人のタイプは
「消せるボールペン型」
その心は
「書き直しの変化に対応できる柔軟性があるが、
(指導など)熱を込めると消えてしまうので注意。」
ということだそうです。
フリクションに代表される消せるボールペンは使い勝手の良さで大ヒット。
そのインクは熱を加えると化学変化で透明になる仕組みです。
つまり、ボールペンで書いたものは熱に弱いように、
新人も使い勝手が良いからと熱心にやりすぎると消えてしまうそうな。(笑
この生産技術本部の発表する新人タイプ。
毎年時代のヒット商品をからめてとてもセンスがあって面白く、楽しみにしています。
今まで私が面白い!と思ったのは…
昭和60年 使い捨てカイロ型
→ 「もまないと熱くならず扱いが難しい」
平成15年 カメラ付ケータイ型
→ 「高機能だが使いにくい」
平成17年 発光ダイオード型
→ 「よく光るが、熱くならない(冷めている)」
平成25年 ロボット掃除機型
→ 「隅々まで丁寧に仕事するが、段差に弱い」
平成26年 自動ブレーキ型
→ 「感度は良いが壁に止まってしまう」
どれも味のある表現です。
どうも最近は逆境に弱い印象が強い感じですね。
もちろん、新人もひとりひとり個性があるのは当たり前で、画一的にくくることもできないので注意は必要ですね。
そう、桜の木も良く見るとみんな形が違うのですから。
みなさまの周りはどんな新人さんがいるでしょうか?
<参考>
公益財団法人 日本生産性本部
http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001438/attached.pdf