松井です。
今日は富士フィルムのチェキ
について話したいと思います。
チェキは2000年代前半に、
プリクラの伏兵として女子高生をターゲットにされた、
インスタントカメラです。
かつては、インスタントカメラといえば、
ポラロイド社のカメラが、
デファクトスタンダードでした。
しかし、デジカメの波に乗り遅れた同社は倒産、
ブランドはかろうじて残っていますが、
別会社で、インスタントカメラは作っていません。
インスタントカメラではありませんが、コダックも同じような運命をたどり、倒産しています。
富士フィルムも、会社こそ存続していますたが、
フィルム需要減によって、チェキ事業もお荷物事業と化していました。
転機は2000年代後半に、韓流ドラマに使われたことで、中国、韓国で大ヒット。
今でもブームは続いており、年間数百万台を売り上げる商品になっています。
ハローキティのモデルから、
デジカメの写真をチェキ風に印刷するプリンターまで、
いろいろな商品が出ていますが、
競合がいないため、
完全に独占しており、
残存者利益を大きく受けています。
写真愛好家の中には、
フィルムの独特な色合いを求めて
あえて旧式のカメラを使う人がいますが、
チェキも、レトロな色合いが
人気を集めています。
その場で印刷できるかわりに、
一枚しかない写真を撮るカメラ
ならではの使い方、
記念写真やイベントなどでも使われているようです。
面白いですね。
高性能のものではなく、あえて性能が劣るものを、欠点を楽しみながら使う需要があるとは、当初は考えられなかったことでしょう。
何が流行るかわからない時代ですから、こういった商品にもっと出合いたいですね。
今日は富士フィルムのチェキ
について話したいと思います。
チェキは2000年代前半に、
プリクラの伏兵として女子高生をターゲットにされた、
インスタントカメラです。
かつては、インスタントカメラといえば、
ポラロイド社のカメラが、
デファクトスタンダードでした。
しかし、デジカメの波に乗り遅れた同社は倒産、
ブランドはかろうじて残っていますが、
別会社で、インスタントカメラは作っていません。
インスタントカメラではありませんが、コダックも同じような運命をたどり、倒産しています。
富士フィルムも、会社こそ存続していますたが、
フィルム需要減によって、チェキ事業もお荷物事業と化していました。
転機は2000年代後半に、韓流ドラマに使われたことで、中国、韓国で大ヒット。
今でもブームは続いており、年間数百万台を売り上げる商品になっています。
ハローキティのモデルから、
デジカメの写真をチェキ風に印刷するプリンターまで、
いろいろな商品が出ていますが、
競合がいないため、
完全に独占しており、
残存者利益を大きく受けています。
写真愛好家の中には、
フィルムの独特な色合いを求めて
あえて旧式のカメラを使う人がいますが、
チェキも、レトロな色合いが
人気を集めています。
その場で印刷できるかわりに、
一枚しかない写真を撮るカメラ
ならではの使い方、
記念写真やイベントなどでも使われているようです。
面白いですね。
高性能のものではなく、あえて性能が劣るものを、欠点を楽しみながら使う需要があるとは、当初は考えられなかったことでしょう。
何が流行るかわからない時代ですから、こういった商品にもっと出合いたいですね。