東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

知的財産(IP)の活用

2015-03-30 21:42:37 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生の加藤敏幸です。


本日も、「日経MJ」を離れ号外編として第13周目のブログリレーをお届けします。最後までお付き合いいただければ幸いです。


タッチパネル方式の表示端末って、さまざまな場面で目にするようになりましたよね。例を挙げると、銀行のATM、iPhoneなどのスマホ、iPadなどのタブレット端末、博物館の表示ディスプレイなどなど・・・


ユーザーインターフェースに優れていて、とっても便利ですよね。ところが、公共の場所で使われるタッチパネルの場合、表面に指紋や指先の脂が溜まってちゃんと作動しなかったり誤作動を起こすと困ります。そうならないように、タッチパネルの表面をコーティングする技術が使われているそうです。


このコーティング技術を発明した会社は特許を取っているのですが、この会社がどこの会社か分かりますか? 


IT業界ではなく、何と「ボーイング社」らしいのです。


航空機の操縦席は、以前はたくさんのボタンやレバーで占められていました。しかし、1980年代後半ぐらいから、タッチパネルで操作するように変わりました。安全が求められる航空機の操縦では、タッチパネルの作動不良を高いレベルで予防する必要があります。そのため、早い段階から、パネル表面のコーティング技術が研究されていたそうです。


そして、インターネットの普及により企業の持つ特許をより簡単に検索できるようになったことをきっかけに、IT業界がこの特許を発見して活用するようになったそうです。


先般発表された任天堂とDeNAの業務提携で「知的財産(IP)」が話題になっていますが、既に成功事例があったことに驚きですね。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにきた、親の介護

2015-03-30 00:47:58 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生の増田雅好です。

 

今月、介護職員初任者研修者(旧ヘルパー2級)の資格を取得しました。

座学とワークの両方で約130時間。この時間を捻出するのに四苦八苦。さらに最後の身体介護のテストも四苦八苦です。

親の介護なんて…と思っていましたが、親がいる限り誰もが直面するのですね。

親が遠方に住んでいるため、介護保険についての知識と的確にケアマネージャーに依頼することが資格取得の目的です。

 

 2000年から介護保険制度が始まり約15年になりますが、介護に無縁な日々をおくっているとまったく介護保険のシステムが判りませんでした。

たとえば、介護保険の申請の仕方、介護保険では何をしてもらうことができるのか?

病気の症状によって、入ることが出来る病院、入院できる期間も違い、入院限度期間が近づくたびに病院を探すこともなども事前に知識がないと大慌てです。

 

企業に勤務していると介護休業制度がありますが、1人あたりの日数は93日と育児休業制度と比較してとても短いです。これは、介護に専念するためのものではなく、要介護者の状態が変化することから介護をしながら働ける環境をつくるための休業と言い換えられるでしょう。

 今日の日経新聞に、「東京都は今後10年で都内の「要介護認定者」が20万人増えて77万人に達し、介護職員が3万6000人不足する」と書かれていました。

介護職員初任者研修者の資格は、介護の仕事に就くためには最低限必要な資格なのですが、約16日130時間、受講料が10万円以上かかり、とてもハードルが高いのです。一方、利用者側からすると一定の知識と技術を取得している人が安心です。

需給のミスマッチが拡大する理由の1つにこのような背景があるのです。

 親がいる限り誰もが直面する介護と仕事を両立していくためには、親が70歳を過ぎたら、まず基本的情報を収集することをお勧めします。

 

最後まで、おつきあいいただきありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする