こんにちは。講師の清瀬です。
オリンピックが間近に迫り、世間はスポーツの話題で盛り上がっていますね。
そんな中、プロ野球はやや寂しい感じもしますが、
注目されている話題が1つありますね。
そうです、大リーグ、イチロー選手の大記録です。
8月2日時点で、メジャー通算3000本安打まで、あと2本。
素晴らしい記録を残してきた選手ですが、
これまでの数々の感銘を受ける発言も、話題にされています。
今朝のニュースでは、あるキャスターが、エピソードとして
イチロー選手と奥様のやり取りを紹介していました。
過去に別の大記録を成し遂げる直前に、打てない時期があったそうです。
普段は家庭に野球の話を持ち込まないイチロー選手が、
そのときは家庭でも落ち込んだ様子でした。
奥様は、
「打てなかったら それはそれで しょうがない」
というような声をかけられたようです。
その言葉を聞いたイチロー選手は、反発して
珍しく奥様に怒りの態度を取られたとのことでした。
なぜでしょうか?
奥様としては、良かれと思って励ましの言葉をかけられたのでしょうが、
逆効果になってしまったようです。
一瞬、考えた後、私も、なるほどと思いました。
さすが、ストイックであることで有名なイチロー選手。
「しょうがない」と思う、「しょうがない」で片づけてしまうと、進歩しない。
調子が良くなかったら徹底的に問題を分析して対策する。
このようなことを追求し続けるからこそ、今のイチロー選手があるのだと思います。
私は、困難なことにぶつかると、疲れて諦めてしまいそうになることがあります。
あまり重要でないことに対しては、それでもいいかもしれませんが、
自分が大事にしていることには、イチロー選手を見習って取り組みたいと思います。
(でも、たまには、ふっと気を緩めるのもいいかもしれませんが)
ちなみに、今となっては、イチロー選手は奥様に言い過ぎたと反省し、
奥様はちょっと言い方を間違ってしまったと思われているそうです。
3000本安打を達成したときのイチロー選手の言葉にも、注目してみます。