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プレゼンテーションの不易流行

2016-08-08 17:18:55 | 16期生のブログリレー

同期生の皆さまこんにちは、卒業生の皆さまはじめまして。16期生の八木原です。

今日がブログ初投稿となります。最近は人のブログを読むこともなく、フェイスブックでシェアされた著名人が

書いたものを、ごくたまに読む程度でしたが、こうして「稼ぐプロコン」メンバーの皆さんが書いたブログを読み、

また、自ら発信することは大変意味のあると事だと実感しています。

 

“質の高い人間関係”は“良い思考の質”を生み、それが“良い行動”をもたらして“良い結果”につながる。

「組織の成功循環モデル」というのだそうですが、私は最近それを体験することができ、全くその通りだと感じ

ています。

 

それぞれ異なる年齢や経験、バックボーンを持つメンバーが一同に会しても、子供の頃のようにいきなり仲良

くなれるわけでもなく、相手を理解することから全てはスタートするのだと思います。日々更新される皆さんの

ブログを拝見することで、それぞれの個性や考え方を垣間見ることができ、お会いした時には食事をしながら

会話で一段とその距離を縮め、ついでに最後は、タンバリンを鳴らしながら歌う!これは最高です。

 

前置きがながくなりました。

今日のお題は、プレゼンテーションについて最近感じている事についてです。

 

稼ぐプロコンではプレゼンテーション能力を鍛えることが、今年の重要テーマだとうかがっています。まさに私は

、その力を身に着けたいと考えていたところでした。

 

プロのコンサルタントとしてプレゼンテーションスキルは必須であり、また、巧拙の差がくっきりと出てしまう。恐る

べきアウトプットだと思います。単に場数を踏んだとしても中々その差は縮まらず、文章のように一定のセオリー

を踏めば、何とか及第点に届くものでもありません。

一口に言えば、コンテンツの質と表現する技能・センスといったところでしょうか。

 

私は、今春まで通っていた経営大学院の修士論文選考会に何故か生き残り、数名で競った中で印象的な出来事

がありました。優秀賞をさらった学生と、私やその他の学生のプレゼンテーションには明らかな違いがあったのです。

 

違いは内容ではなく、その方法です。優秀者のパワポ資料には、ほとんど文字が無く、画像と図表だけが使われて

いました。整理された言葉で、オーディエンスに向かい、語りかけることに重点が置かれていた。

 

これに対し、“敗れ組”はパワポ資料を文字・図表主体で作り込み、どちらかといえばその説明のウエイトが高い。

心の中では「画面見ながら、じっくりと話しに耳を傾け てオクレ!」という願望があったのか…..。これまで、自分が

見聞きしたプレゼンテーションは、このパターンが多かったのではないかと思います。

 

最近では、プレゼンテーションツールの世界もこれまでのPower pointや Keynoteの他、最近ではPreziなど新手

のアプリケーションソフトが使われる場面を良く見るようになりました。共通することは、「画像や動き」といったビジュ

アル主体のカッコイイ資料です。これにみんなが沸き立つ。

 

SNSも、最近では書くこと中心のtwitterから、見せて、ちょっとコメントするfacebook、へ、そして今では、ほとんど

黙って見せる Instagramに流行が移りつつあるような気がします。

 

  あるんですね、“プレゼン”のやり方にも“流行り”が。

 

 こうした、技法についてはともかく、先日の藤井先生からのお話しのように、時を忘れさせるかのような、素晴らし

いプレゼンには、共通した何かがあるような気がします。多くの聞き手が体験したことのある事柄で共感を生んだり、

背景にしっかりとした話のロジックを持っていたり、何より相手に届くように「伝えようとする習慣」で培われたコミュニ

ケーションの力が発揮されるのではないかと。

 

そう考えると、「ジャーンこれから、何々について発表します!」と練習を繰り返してもあまり意味はないかと思う今日

この頃です。

 

気が付けば、話し手の世界の中に引き込まれ、聞くというよりも、その場で共感し、体験しする劇場型?のプレゼンテ

ーション。これが、私が今現在、目指すゴールです。             

 

そして、このイメージの中に“不易”が潜んでいるのではないかと。これが、私が「稼プロ」を通じて鍛え上げたい重要な

テーマの一つです。

 

大分、ハードルを上げてしまったようで、正直ビビリます。

ちなみに、私は自己紹介を撮っていただいたビデオが怖くて、いまだに見ることができません。

コメント (4)
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