稼プロ!17期生の「介さん」こと永井裕介(ナガイユウスケ)です。同期に同性同名の永井勇輔さんがいますので、以降、「介さん」にてお見知りおきのほど、よろしくお願いいたします。
「巨人・大鵬・卵焼きは、昭和30年代後半から40年代にかけて子供たちが好きだったものの象徴です」とナレーターが解説していました。NHK朝ドラ「ひよっこ」での一コマです。
ドラマは昭和40年代初頭、ヒロインが行方不明になった父を探しに茨城県から上京。カレーライスが一番のごちそうで、ハンバーグなんか見たこともなく、勤務先の赤坂のレストランや裏の古びたアパートの隣人たちとふれあい、周りの人たちに励まされながら色々な困難を乗り越えていく。当時の街や人の様子をバックにそんな物語が展開されます。
そのころ小学生だった自分はあの路地裏を走り回る子供の一人だったんだなと、なつかしく観ています(実際は田舎者なので、そこにいるはずもないのですが)。 稼プロ!17期、第1回目の授業「内的キャリアと外的キャリア」で幼少期を振り返る際、頭に浮かんだシーンです。
私の両親は地方公務員ですが、小学生時代、家は祖父母が切り盛りする小さな「よろずや」をやっていました。いわゆる小売り、コンビニの原型です(だいぶ違うか・・)。 自分一人の時は店の留守番をつとめ、柿の種を量り売りしていました。当時珍しかった薄口醤油などの配達もやりました(当然徒歩)。クリスマスには妹と店の飾りつけもしました。今にして思えば、マーケティングですかね。
中小企業診断士の勉強をはじめて以来、自分のキャリアで中小企業に縁があるという感覚はなく、まして幼少期のことなど思い出す機会もありませんでした。しかしあらためて過去を振り返ると、この幼少期の経験が中小企業診断士になるきっかけの一つになっているのかもしれませんね。恐るべし稼プロ! 第1回目はそんなことに驚きつつ、無事終了しました。
「巨人・豊山・卵焼き」実は私の憧れは大横綱ではなく当時大関だった地元新潟出身の初代豊山でした。大鵬との取り組みなどとても観ていられず、掘りごたつの中で耳をふさいでいたものです。
そして今年、3代目豊山が誕生、今は親の気持ちで彼の取り組みを観戦し、応援しています。