皆さんこんにちは。17期の荒井です。
今回は2つのことをアップします。
その1
猛暑が続いてしまっていますが、「暑い日こそビール」ですね。
私の大学院養成課程のゼミの先輩である小林さん(16期で大学院同期の方もいらっしゃいますが)が経営するビール製造会社「シェアードブルワリー」が、もうすぐ開業される見込みです(後述しますが、ようやく国税庁の許可が取れたそうです)。
お酒を醸造することのライセンスを取得するには、国税庁が定める「一定以上の醸造量」を確保する必要があり、これはとても個人では達成できるリッター数ではありません。
しかし、ビール好きには「できれば自宅でビールを醸造したい」と思っている人が一定数いることから、小林さんは「国税庁が指定する容量を満たす『醸造所』を自分が立ち上げ、それを他の人と『シェア』すればよい」と考えたのです。
考えただけではなく、実際に事業を起こしました。会社を立ち上げ、場所を借り、機材を輸入しました。ところが、なかなか国税庁の許可が出ません。当初の予定では昨年中(昨年、ゼミでお会いするたびに「もうすぐ」と言われていました)に開業する予定が伸びに伸びて、ようやく製造許可が出たのは今月だったのです。
事業の成否はこれからですが、資金が減るばかりの状況を乗り越えたメンタルの強さは素晴らしいと思います。
「シェアードブルワリー」では、顧客自ら好みの味のオリジナルクラフトビール造りができます。1回の製造量は100本、これにオリジナルのラベルを貼れば(ラベルのデザインも頼めます)なんと世界で唯一のビールが誕生します。
ビール好きの稼プロ!関係者の皆さん、どうでしょう、「稼プロ!」ビール、つくりませんか。
その2
7月20日に弁護士の佐藤香代先生のプレゼンを受ける機会がありました。
佐藤先生の専門は民事(稼プロ!の皆さんには関係ないでしょうが、離婚訴訟系のプロとのことです)ですが、産業カウンセラーの資格も取得されて、「大切ネット」という人を大切にする経営を支援する弁護士のネットワークに参加されています。
電通での社員の自殺に象徴されるようなおぞましい事故を防ぐ為に、従業員のメンタルヘルスの問題に取り組まれていて、職場での「うつ病」の予防と、罹患した場合の対策について教えていただきました。
その中で、うつ病にかかり回復して職場復帰された方への対応として話されていたことですが、普段でも気をつけるべきと思われたことが以下の2点です。
① Iメッセージで話す
Youを主語にするメッセージは、相手に対する評価・判断・指示・命令を含む「上から目線」となりがち。価値観の対立も生じやすい。
Iを主語にするメッセージは、発信者の素直な気持ちを表現するので、相手は受け止めやすい。
(You)「なんで、(あなたは)○○してくれないの?」
(I)「(わたしは)○○してくれたら助かるのだけど」
② Whyをなるべく使わないで話す
「なぜ」というフレーズは、糾弾しているような印象を与え、相手を防衛的にさせてしまう。
×「なぜ、嫌だったの?」
○「嫌だったということだけど、それはどういうことか教えて?」
私も自分の子供に上記の悪い見本のような言葉遣いをしていたな、今後気をつけよう思いました(手遅れ?)。
皆さんの会社ではどうですか?