皆様こんにちは!「稼プロ!」事務局の姫田光太です。17期に入り初めての投稿になります。
今日は17期の皆さんに、私が独立したきっかけの一つにもなった本をご紹介します!
「絶対に後悔しない!45歳からの起業の心得」(上野光夫先生著)
この本に出会ったのは1年ほど前。ちょうど独立をするべきか迷っている時に、書店で目についたのがきっかけです。40代前半でも独立開業なんてできるのか?自分には強み(専門分野)がないのにやっていけるのか?自問自答を繰り返す日々の中で出会った本です。
上野光男先生は日本政策金融公庫出身の中小企業診断士で、創業支援の分野ではトップクラスの実績を誇る私が尊敬する先輩の一人です。3万人の経営者に融資と面談を行い、創業で成功する経営者の法則を見出し、自身のコンサルティングに活かしています。「稼プロ!」のOBではありませんが、個人的にお会いしたいと研究会等に押しかけて、今では相談に乗っていただけるメンターの一人でもあります。また、執筆も積極的に行い、今では中小企業診断士界の人気作家の一人でもあります。
そんな上野先生が48歳で独立した経験をもとに書いたのがこの本です。40歳を超えて独立を決意した私には、多くの気づきと共感を与えてくれました。また背中をグッと押してくれた本でもあります。40歳代からの独立を考えている方、また30代で将来の独立を考えており、自身のキャリアプラン検討のヒントにもなると思います。
本の中で上野先生は、成功起業者の共通点を3点指摘しています。そして、成功者=突出した才能を有していないとも分析しています。
成功者の条件① 「起業前に自分の弱みを補う努力をしていること!」
成功者の条件② 「これまでの経験に捉われず自分を変える意欲を持っていること!」
成功者の条件③ 「圧倒的な行動力!」
の3点です。
条件①はどうでしょうか?「稼プロ!」で学ぶ皆さんはすでにクリアしているかもしれませんね。16期の蛭川さん、塚本さん、鯉沼さんのように専門性を高めるためにマスターコースを掛け持ちする強者もいます。飲み会への参加を通じて人脈を形成することも、弱みを補うための努力かもしれません(ただお酒が好きなだけ?)
条件②はどうでしょうか?自分の経験に捉われないことは、自分が培ってきた専門性を否定することではありません。「素直」な心を何歳になっても持ち続け、自分を変える意欲を継続することは本当に大切だと感じています。
そして条件③。これが私は診断士にとって最も大切な要素の一つと考えています。先輩についていくだけでなく、自分でも営業努力をする、少し背伸びして積極的に活動する、退職前に多くの成功者や中小企業経営者の話を聞く、などできることはたくさんあると思います。この本を通じて最も自分に必要だと感じ肝に銘じた言葉でもあります。行動力、物事を突破する「突破力」が大事だと考えています。
そんな私の独立スタートは成功と言えるかどうかは自分ではわかりません。しかし条件③の行動力を意識した結果、スタート前に顧問先も2社獲得し、また独立前の6月にはIT補助金の申請支援を13件、経営力向上計画の申請支援も6件、8月には再生支援のお仕事や、インバウンドに関する千葉県協会のセミナー講師、営業研修の講師の仕事や専門家派遣の仕事も数件、いただくことができました。独立してやっていけるか心配していた私にとって本当にありがたいことです。
独立を目指す方も、企業内で頑張る方も、ぜひ「圧倒的な行動力」を意識して、身につける努力をしてみてください。「正しい努力は絶対に人を裏切らない」これは私の経験則でもあります。「稼プロ!」には「行動力」「突破力」を身につけるための素晴らしいメンターや先輩方がいます。
17期の皆様、今年も1年宜しくお願い致します!