初めまして、「稼プロ!」17期として入塾しました「山田隆司(ヤマダタカシ)」と申します。
ブログ執筆の持ち回りで、今回担当することになりました。
少しでも読者様に気付きを与えられるような記事を書いていければと思います。1年間お付き合いのほど、よろしくお願い致します。
さて、今日のテーマは「勇気をもって決断する!」です。
最近ニュースで連日話題になっている14才と言えば、
プロに転向してから勝ちっぱなし先日プロ初黒星となるも、29連勝と偉大な記録を残しました、
われらが地元、愛知県・瀬戸市出身、「藤井聡太四段」棋士です。
自分の将棋歴は小学校の頃に一時期ハマって、少しかじった程度でありますが、
あの集中力と忍耐力には、ただただ感心するばかりです。試合でのプレッシャーもすごかったでしょうね。まずはお疲れ様でした。
将棋界において歴史的な瞬間に立ち会えたこと、とても光栄だと感じます。
そんな大偉業を成し遂げた藤井四段ですが、どんな偉人であっても初めて挑戦する時期はありました。
藤井四段は、10才から大阪にある関西将棋会館の奨励会に所属して月2回、母親と一緒に新幹線に乗って通っていたそうです。
奨励会に所属する会員は東京・大阪あわせて150人、プロ資格が取得できる四段になるにはわずか年間4名と、
トップレベルの棋士を相手にさらに厳しい勝負を乗り越えて勝ち取る、狭き門であることがわかります。
たとえ当時10才であっても、新幹線を使ってまでわざわざ大阪まで通うことを決断しなければ、
今の藤井四段はなかったでしょう。
何か決断する前には自分もよく感じますが、「そんなことしてどうなるの?」「やっても無駄。」「どうせやっても、自分には身に付かないよ。」などなど
必ず決断しない、決断したくない「いいわけ」が一杯あがってきます。
人間ですから、決断した後の未知の環境には不安を感じるもので、
失敗した場合のことを考えて、やらない「いいわけ」をついつい考えてしまいがちです。
自分のことに振り返ってみると、中小企業診断士の養成課程を修了して診断士資格を取得しましたが、
大学院入学を決めるまで、最後まで本当にやり抜いていけるのかと、とても悩んだ記憶があります。
当時考えたこととしては、診断士の1次試験で過去何度か落ちていましたが、
勉強を続けたことで、実際の仕事に役立つことを実感していました。
たとえ失敗したとしても、貴重な経験を得られることが実感してたからこそ、新しい決断ができたと思います。
今、確実に言えることは、当時の決断が正しかったと実感しています。
ここで考えてみたことは、失敗したことが本当に無駄になるのか?と言う視点です。
たとえ失敗したとしても、自分の向き・不向きがわかったり、次につながるヒントが見つかることもあります。
失敗を恐れて、折角のチャンスを逃して本当にいいのでしょうか
一時の失敗は、大きな成功への1つの過程と考えられるのではないでしょうか。
成功する・しないの結果は重要ではなく、勇気をもって決断することの方が重要で、
命を取られるほどのことがない限り、常に挑戦することで自己の成長に繋がっていくと思います。
ここで、惜しくも30連勝を逃した藤井四段のコメントをご紹介いたします。
「連勝はいつか止まるものなので、それは仕方ない、気にしていないが、本局がちょっと勝負どころなく敗れてしまったのが残念です。」
さらなる挑戦を繰り返すことで、今まで見たこともないプロ棋士になるのではないかと、今後も期待していきたいです。
最後に、「稼げる!プロコン育成塾」という学びの場を設けて頂きました諸先輩方に感謝して、
今回1年間ご一緒させて頂く17期塾生の皆さんとの、ご縁を大切にしていきたいと考えています。
成功・失敗の一時的な結果を気にするのではなく、新しい環境へ勇気を持って決断し、
実際に行動にうつした17期塾生皆さんは、もうすでになりたい未来へと動き始めているものだと確信しています。
1年後、自分も含めて同期の皆さんがどんな姿になって変わっているのか楽しみに、
全力で自分と向き合っていきたいと思います。1年間よろしくお願い致します。