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クラウドファンディングでの資金集め

2019-05-29 12:00:00 | 18期生のブログリレー

こんにちは。18期の木村です。

最近すごく暑くてぐったりしています。私は暑がりなので、すでに冷房を使いまくっていますが、体調を悪くしないように注意しないといけないですね。

 

さて、私の会社では将棋のタイトル戦の一つ「叡王戦」を主催しています。かつては「電王戦」というコンピュータと人類との対戦において、人類代表としてプロ棋士の挑戦者を決定するための戦いでした。今はその「電王戦」自体がなくなってしまいましたが、「叡王戦」はそのまま残り、「竜王戦」「名人戦」などと並ぶ立派なタイトル戦となっています。

 

現在、その「叡王戦」を応援するプロジェクトということで、「クラウドファンディング」を実施しています。5/27時点で700万円近い金額が集まっています。非常にありがたい話ではありますが、多くの人から集めた資金は責任を持って有効に活用する必要がありますね。

 

クラウドファンディングとはどんなものか。すでに一般に広く認知されているものと思いますが、改めて確認すると、インターネット経由で自分の活動を発信し、一般から必要な資金を募る仕組みです。出資のリターンに応じて、大きく以下のように分類されます。

 

寄付型:出資者へのリターンはなく、社会貢献性の強いプロジェクトが多い

購入型:出資者は出資額に応じて、グッズやサービスのリターンを受ける

金融型:貸付型、ファンド型、株式型などがあり、出資者は金銭のリターンを受ける

 

一般的に認知されているのは購入型です。更に分けると、「All or Nothing型」「All In型」の2種類に分けられます。前者は目標金額に達成した場合のみ成立、後者は目標金額の達成に関わらずプロジェクトは成立します。

 

今回のプロジェクトは、購入型(All In)となっています。リターンはグッズだったり、対局の見届人(そばで対局を見れる)の権利だったりします。将棋が好きな方は、是非とも、以下リンクよりプロジェクトに参加していただけると幸いです(6/14まで)。

 

https://camp-fire.jp/projects/view/156994

 

クラウドファンディングは、資金集めの方法のひとつですが、マーケティング手段としての面も持っています。プロジェクトの内容を広く周知できるし、出資者は自分も参加しているという意識からロイヤリティも高まります。中小企業の施策として検討に値するものではないでしょうか(というより、中小企業の資金集めに使うのが一般的ですかね)。

コメント (2)
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