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朗読コンサートのお話

2019-09-14 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは!稼プロ!事務局スタッフの田本秀行です。

 

いよいよ、9/15(日)ボイトレ特別企画が始まります!

おかげさまで満員御礼となりました。ありがとうございました。

さて、私、今年はボイトレ教室主催の朗読コンサートに参加させていただきました。

2017年に続き2回目となります。朗読コンサートはおよそ3か月にわたる稽古を積みます。

そこで集中的に練習を繰り返すことでしかえ得られないことを会得できます。

 

初めて参加した時は、とにかく大きな声ではっきりと発声することにかなりの時間を費やしました。

ポイントは、

1.姿勢を正しくすること

2.口を大きくあけること

3.滑舌をよくし、はっきりと発音すること

4.語尾をさげないこと

です。姿勢を正しくするというのは、具体的には、体の中心をまっすぐにすること、

上半身リラックスして下半身のお腹とおしりをきゅっと締めることです。実は、私も体がまがっていて

これは未だに矯正しきれておりません。

また、最後の語尾をさげないというのは、音程ではなく音量と滑舌です。

しっかりと語尾を発音することで、相手に言葉が届くのです。

これを延々1000回以上繰り返すことでようやく人に聞いてもらえるレベルに持っていくことができました。

 

そして、2回目の今回、上記のコツに加えて、最も苦心したのが情景が人に伝わるように話すということでした。

とくに今回のテーマは想像の世界であったため、聞いたことのない名称がたくさん出てきます。

それを長台詞でありながらも、きちんと聴いている人が飽きずにイメージできるようにしなければなりません。

そのためのポイントは、

1.台詞を暗記するくらい読み込むこと

2.自分の頭にイメージを作り、それを説明すること

3.繰り返し出てくる同じ名称は、同じ発音と音程、リズムで再現させること

4.対比、展開、列挙などを意識して、文章の始まりに変化を持たせること

でした。とくに最初の2つは大事です。自分が完全に理解していて初めて相手に伝わるのです。

また、同じ名称の言い方を再現させるようにするというのは、

聴く側にとってはそれが同じものであるということが認識できないとすぐについていけなくなり、

そのあとの話は聞いてもらえなくなるからです。

 

そして、いずれの朗読コンサートでも大活躍したのが、音声レコーダです。

もちろん、稽古をつけていただいた内容と良い見本を繰り返し聴いて覚えることに使ったのですが、

自分の声を録音して聴くことで、いかにイメージ通りに話せてないかがわかるのです。

恥ずかしさを克服して、何十回、何百回、何千回と繰り返し録音して聴くことで、

ふっとどう発声すればいいかわかってくるときがきます。

 

ボイトレ教室に参加されるみなさま、稼プロ!で話す講義を受けられるみなさまも

ぜひ、音声レコーダを活用してみてください。恥ずかしいを乗り越えて変わってくる自分の声を実感してみましょう。

 

 

 

 

コメント (4)
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