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働きやすい環境と3つの輪

2019-09-18 12:00:00 | 19期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。19期生の宇野毅です。

今回のブログテーマは、「働きやすい環境と3つの輪」についてです。

「社員にとって働きやすい環境を突き詰めていくと、最終的には『仕事の面白さ』に尽きるのではないか」と、倉重英樹氏が数年前、日経ビジネスの対談でおっしゃっていました。倉重英樹氏は元日本IBM副会長で、現在は東証1部のコンサルティング会社「シグマクシス」の会長です。

では、「仕事の面白さ」は何から構成されているかといえば、3つの輪に例えることができるとのことです。「やるべきこと」「やりたいこと」「できること」の3つです。

この3つの輪が大きくなり、重なりが増えれば増えるほど、仕事が面白く感じるようになると、倉重氏は指摘されていました。

「やるべきこと」は、会社や上司からのオーダーです。社会人である限り、きちんとしたアウトプットを出さねばなりません。ただし、命令されたことをやっているだけでは、仕事の面白さは生まれてきません。

そこで、「やりたいこと」が重要になります。この「やりたいこと」の輪を大きくするのは自分の意思です。三意の中の、特に「熱意」と「創意」を持って会社に提案していくということかもしれません。このように輪の重なる部分を大きくしていくことで仕事の面白さは増していきます。

また、もうひとつの「できること」の輪を広げることも重要です。自分自身の経験や知識を広げて「できること」を増やしていくのです。新しいものを自分に取り込んでいくことに時間はかかりますが、輪を広げているという充実感もあるはずです。そして、自身の「できること」を増やすと同時に、協力者を増やすこと、コミュニケーションの輪を広げる活動を進めていくことも重要である、と指摘されていました。これも「できること」の輪を広げる行動です。

この稼プロもまさに、この「やりたいこと」「できること」をどう広げていくのかを自分自身の根っこに植え付けていく基礎の1年ではないかと感じます。

この「やるべきこと」「やりたいこと」「できること」の3つの輪を大きくしつつ重ねていくことを意識し、現在の仕事のみならず診断士としての将来像を考えていくと、少しワクワクしませんか?

コメント (6)
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