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大学スポーツとビジネス

2021-01-26 12:00:00 | 20期生のブログリレー

皆さまこんにちは。

稼プロ!20期生の岡崎です。

 

前回1月7日のブログで、

箱根駅伝と個別スポンサーロゴ、エンターテイメント性に富んだ大学スポーツへの注目の高まり、競技の強さと強化資金の関係、等について書きました。

今回は、大学スポーツとビジネスについて一考させていただきます。

最後までお付き合いください。

 

私は現在、ある総合大学(スポーツ「も」強いです)に勤務しております。

本学の経営上位層や体育会競技監督は、“学生アスリートや大学チームはプロ化させてはならない”、“大学スポーツは教育の一環である”との立場やチーム指導の理念を持っています。

競技監督においては、毎期チーム所属の学生さんの成績証明書(履修講義、取得単位、科目評価、等が記載された成績表)をみて、授業の出席と学習状況の確認をしているようです。

学生の本分は、毎日きっちりと授業を受け、単位を履修、学位を取得することにあるのです。

 

ところで、本学はもちろん違いますが、スポーツ枠の選手スカウト(入学)時の過剰な金銭的メリットの提示や、有力選手への「栄養費」という名目での定期的な金銭(小遣い)の譲渡を実施している大学も存在します。

大学スポーツのアマチュア・プレイヤーを、プロ的・ビジネス的な契約金や報酬等の金銭面の条件で引っ張るのは、本来あるべきことではないでしょう。

 

ただし、大学スポーツという一つのエンターテイメントの「運営を管理する側」にとっては、マーケティングや数的、論理的思考などのビジネス的なスキルは必要と考えます。

 

個人的な印象ですが、スポーツ関係者(運営・管理する側)は、共感に繫がる情緒的な発言が多い一方で、計数的な思考や販促を基礎とした発言などは、まだまだ少ないように感じます。(スミマセン)。

根っからのアスリート、実績のある元選手、スポーツは体育!と捉える方々にとって、ビジネス的な思考は体質的に受け入れられないことなのかもしれません。

 

私は今年、大学スポーツ関連の業務に関与する予定です。

中小企業診断士として切り込んでいきます。

スポーツビジネスに知見のある方々、今後お力添えをいただけたら幸いです。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

コメント (2)
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