みなさん、こんにちは。23期生の松田です。
私はこの数年でエアコンの涼しさが苦手となり、真夏でもエアコンをつけずに窓全開で寝ていますが、最近は明け方に涼しくて目を覚ますことが多くなりました。皆様も体調には気をつけください。
今週の上旬、大阪での第二回目の実務補習が終わりました。グループ討議の際に、人事労務分析担当の方と転職活動の話や、転職を検討されているメンバーの方々と転職体験談の共有をすることが多々ありました。転職経験者は50%を超えるというデータがあるようですが、自分の行動範囲の中ではまだ少数派かな、と思い、今回は転職について述べたいと思います。
私は、2016年の夏と、2021年の春に転職しています。約30年前バブル崩壊後の厳しい就職活動を経て就職先を決め、もう二度と就職活動はしないのだろう、と漠然と思っていましたが、さにあらず。この活動が結構身近なものになっています。
私なりにこの要因としては二点あると考えています。
一つ目は、申し込みの簡易化です。最近では地上波のテレビCMでも数多くの求職、転職サイトの宣伝を目にしますが、これら企業のHPにアクセスして、登録すれば、それで就職活動が始まります。私も二回目の活動時、酔った勢いで、「久々に登録しようかな」と思って始めました。スマホで通勤時間にも転職活動ができるという手軽さは、以前は後ろめたさのあった転職活動が身近に感じることに大いに貢献したのでは、と思います。
二つ目は、面接のオンライン化です。コロナ前ではZoomやteamsも今のような知名度を誇っていませんでしたので、一回目の転職時はエージェントや企業との面談も訪問がベースでした。コロナ禍での活動となった二回目では、昼休みや通常の勤務時間にも就職活動ができました。訪問面談の場合は必然と19:00以降の実施が多かったのですが、オンライン化により応募する側のみならず、採用サイドも時間に融通が利きやすくなり、転職が活発になったのではと思います。
この転職活動にあたり個人的に注意している点は二点あります。
一つ目は職務経歴書のまとめ方です。職務経歴書は、自己が今までどのような業務をしてどういう成果を上げたかという経歴を示す資料で、転職サイト等に登録しても、この職務経歴が充実していないとエージェントからも声がかかりません。先ほど登録は簡単とは言いましたが、この経歴書を作成するのは、かなり時間がかかります。現職では採用する立場で面接をすることも数多く体験しましたが、履歴書や経歴書は重要な判断材料であることは改めて痛感しました。
二つ目は年収比較です。年収には賞与も含まれていて、通常の賞与は在籍期間に応じて支払われるので、提示年収の満額が初年度から得られるケースはまずないと思います。また支給日に在籍していないと賞与をもらえない会社も多いので、在籍期間分月割りで退職金支給されるか否かも退職時期の検討には
というようなブログを作成していたら、今、テレビのニュースで転職時の名刺情報を転職先に提供したことで、個人情報保護法違反となったというニュースが流れてきました。やはり転職が増えてきている現代だからこそのニュースかと思います。
一般化してきたとしても現職、転職先の会社や従業員を尊重する心が一番重要ですね。
私が今後三回目を経験することになるかはわかりませんが、現在、過去、未来のご縁を大切にしていきたいと思います。