皆様、こんにちは。
23期生の松田です。
先週末の第三回講義は欠席となり失礼しました。今後アップされる動画を見て学んでいきたいと思います。
8月中旬と下旬とで、名古屋で実施されていた実務補修に参加しておりました。試験から相当に時間も経過していたため。以前は(一瞬たりとも)頭の中にあった(であろう)知識がかなりこぼれ落ちた状態ではありましたが、企業訪問、ヒアリング、担当分野毎での診断内容考察、メンバー間での打ち合わせ、そして診断報告という一連の過程を経て、8/28(月)に完了することができました。
折角の機会なので、積極的な参加、発言をすることを意識して参加しました。今回の班員には、既に実務補修や実務従事を体験されている方などいらっしゃいましたのでお話やアドバイスを頂きながら、診断報告日から逆算した補修期間内のスケジュール管理や進捗などもリードさせて頂き、貴重な経験を得ることができました。「気後れをせずに発言、参加できたこと」、これは、稼プロに参加して講義を受けたり、診断士活動を自己と照らし合わせて考える時間があったから実現できたことだと思っており、改めて皆様に御礼申し上げます。
私は、以前より、旅行等で遠出をした際にも、宿泊期間というごく限られた期間で目にする地元の方の生活を、感慨深いものとして見ておりました。私が訪れる前いなくなった後も続くその方々の「日常」と、私が感じに訪れた「非日常」の瞬間的な交差、それが、旅行の楽しみでは、と思っていました。
今回の診断先の企業との接触も、そんな瞬間的な交差だったのでは、と痛感します。補修期間の5日とその期間内での検討期間を含めて10日弱お付き合いをさせて頂き、その間は、この会社様の決算書や所属事業の情報収集に没入し、診断報告書も提出し、補修は終了しました。ただし、今後の私は、元の業務に没頭し、診断先の企業様は、これからの活動があります。ありがたいことに我々の診断報告を熱心に聞いて頂き、今後の活動の参考にするとおっしゃって頂きましたが、こうしたお礼を頂いた際に、嬉しかった、楽しかったというより、私自身が本当にお役に立てたのかという気持ちの方が大きいというのも現在の偽りのない率直な感想です。ただただ、診断先貴重様の今後のご発展を祈念しております。
私の両親は、私が高校に入学する時に脱サラして自営業を立ち上げました。独立にあたり、品川区から江戸川区に引っ越すなど環境の変化もあり、事業がうまくいくのか不安を抱え、家業の手伝いをしながらの学生生活でした。
大学卒業して数十年たち、継いだ兄が家業をたたみ、兄はまたサラリーマンに戻り、現在に至っております。
考えてみれば、私にとって、中小企業の新陳代謝は身近な存在だったと思い出しました。
いつまでも感傷に浸ってはいられません。
今後も各種活動を通じて、多数の瞬間的な交差を重ね、自己の成長に努めたいと強く思う実習でした。
気持ちを改めて9月に二回目の補修を大阪で受講したいと思います。